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アメリカ人は神風パイロットは覚せい剤漬けにされていると信じていたそうですが、本当に旧軍は神風特攻隊員に覚せい剤を注射していたのですか。 そういえば、日本軍には「ヒロポン」というものがあったと聞いてますが。 MN |
- 「ヒロポン」は、メタンフェタミン系の覚醒剤ですね。
(現在、アンダーグラウンで流通している覚醒剤(=シャブ)が正にそれです)
戦争中、軍では、これに玉露の粉末を加えて錠剤とした「突撃錠」が支給されていました(特攻隊員だけでなく、通常の飛行隊員や、夜間見張りに立つ見張り員にも支給されていました)し、民間の工場労働者にも「猫目錠」と称して支給していました。
ちなみに、戦後、大量に放出された「ヒロポン」が、焼け跡からの急速な復興を可能にした、と言う説もある程で、その乱用は、1951年に「覚醒剤取締法」が制定されるまで続きました。
尚、「ヒロポン」と言う名前は「疲労をポンと捨てる」と言う所から来ている、と言うのが一般ですが、本来は、ギリシャ語で「仕事好き」との意味を持つ言葉が元になっているそうです。
はら
- 蛇足ですが・・・
覚醒剤と言うのは、日本特有のドラッグなので、アメリカは「麻薬で恐怖心を麻痺させている」と思っていたようですね。
あと、軍でのヒロポンの投与は、錠剤による経口投与が主で、注射の例は少なかった(とは言え、坂井三郎氏の著書で、ヒロポンとブドウ糖を注射していた、と言う記述がありましたが)ようです。
(ヒロポンを静脈注射した場合、注射直後に”ラッシュ”と呼ばれる快感が全身に走り、これより依存に陥る恐れがある為だと思われます)
はら
- 覚せい剤漬けにされていると言う表現は戴けませんが、どこの国の軍隊もある程度の覚醒剤を使っていると思われます。それは現代も同じです。以下のページを参照してください。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20030501202.html
豊中大隊
- 20年ほど前のコンピュータ業界なんかで、社員に残業を強制して、エスタロンモカ錠を定量の倍から5倍服用させてたしね。
戦時だけとは限らないかもよ。
中華観音
- いわゆる「スタミナドリンク剤」はカフェインが主成分で、軽い覚醒剤みたいなものです。某所で缶詰になって週7日 18 時間労働をやってるとき、「見舞い」に来た営業部長がリゲインを段ボールで差し入れた時はマジで首締めてやろうかと思いました(笑)
ささき
- 当時ヒロポン等のアンフェタミン系薬物は、イギリス、ドイツ等でも開発されて市販されており。
当然 欧米でも普通にパイロットに支給されており、アンフェタミン系の覚醒剤は日本特有の覚醒剤ではありません。
詳しくは過去ログどうぞ
http://www.warbirds.jp/ansq/11/A2002725.html
3号電探
- 主に商品化されていたのは
日・独、メタンフェタミン系。米・英、アンフェタミン系でどちらも効果的にはほぼ類似
3号電探@追補
- >5 カフェイン主成分の錠剤ってのもありますね。登山中に疲れがひどいときはあれとアリナミンAをがばがば飲みました。
私はカフェインが聞きにくい体質なんですが、それでもすごーく気分が高揚しますよ(ヲイ)
居眠り将軍
- 覚醒剤、麻薬
毎日のように使っています。
RT
- ↑あんまり誤解を招くような書き方はしないほうがいいと思いますよ(^^;
まぐまぐマグロ
- >10
さすがにフォローが必要そうですね。
覚醒剤 手術の際に最も一般的に使われる昇圧剤は覚醒剤の一種です。
麻薬 痛み止めです。
戦争映画でよく負傷兵にモルヒネを打つシーンがあります。
呼吸抑制が強いので、外来や一般病棟で処方されることは
あまりありませんが。
RT