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3379 おおざっぱな数字でも良いのですが下記の各状態で、
当時の索敵なり攻撃なりの最大進出可能と認識されていた
距離はいかほどに相成りましょうや?
教えてください、お願いします。
(起点が母艦だとまた認識が違ったのでしょうか)
(各増槽状態に無知で申し訳ありません)

1.零戦:素、増槽付き、爆装の各状態
2.九九艦爆:素、二五番
3.九七艦攻:素、雷装、(偵察状態?)
4.彗星:素、五〇番、(増槽付き偵察状態?)
5.天山:素、雷装、
6.九六艦戦:素、増槽付き
7.その他の艦載水上機などもできれば・・・
八十島

  1. > 最大進出可能と認識されていた距離
     各種状態における航続距離ということでよろしいでしょうか。
     なお「?」がついているのは、他の機の資料を元に推定したものです(汗)。
     (参考:零戦2、世傑など)

    1.零戦
     二一型[胴体62L+83L 翼内380L 増槽330L]  正規:1980q(機内タンク満載) 過荷:3230q(増槽装備)
     二二型[胴体60L 翼内430L+80L 増槽330L]  正規:2165q(機内タンク満載) 過荷:3360q(増槽装備)
     五二型[胴体60L 翼内430L+80L 増槽320L]  正規:2150q(機内タンク満載) 過荷:3360q(増槽装備)
      ※各型とも爆撃過荷は「機内タンク満載・増槽不使用」と規定されていることから航続距離は正規以下と推定される。

    2.九九艦爆
     一一型[胴体216L 翼内784L]  過荷:1473q(機内タンク満載?250s×1?)

    3.九七艦攻
     一二型[翼内700L+450L]  正規:1282q(燃料700L?武装搭載状態不明) 過荷:2280q(機内タンク満載?魚雷×1?)

    4.彗星
     一一型[胴体300L 翼内520L+260L 増槽660L]  正規:1580q(燃料650L 250s×1) 第一過荷:2590q(機内タンク満載 250s×1) 偵察過荷:3889q(機内タンク満載+爆弾槽内増槽+落下増槽)
     一二型[胴体300L 翼内520L+260L 増槽660L]  正規:1517q(燃料650L 250s×1) 第一過荷:2389q(機内タンク満載 250s×1) 第二過荷:3426q(機内タンク満載+増槽 250s×1)
     三三型[胴体300L 翼内520L+260L 増槽660L]  正規:1519q(燃料650L 250s×1) 第一過荷:2911q(機内タンク満載 250s×1)

    5.天山
     一二型[翼内520L+620L+400L]  正規:1746q(燃料・武装搭載状態不明) 過荷:3045q(機内タンク満載?魚雷×1?)

    6.九六艦戦
     二号[翼内主タンク208L 外翼タンク138L 増槽210L]  正規:1241q(機内タンク満載) 過荷:1708q(増槽装備)
     四号[翼内主タンク208L 外翼タンク138L 増槽210L]  正規:1200q(機内タンク満載) 過荷:1652q(増槽装備)

    7.零観
     一一型[胴体358L+130L+135L]  正規:741q(燃料358L?) 過荷:1070q(機内タンク満載?武装搭載状態不明)

    瑞雲
     一一型[翼内460L+250L+150L]  正規:1176q(燃料460L?) 過荷:2421q(機内タンク満載?武装搭載状態不明) 
    T216

  2.  追加です。
     彗星の爆装なしは見当たりませんでしたので、二式艦偵の数値を挙げておきます。
     なお、彗星/二式艦偵の爆弾倉内増槽の容量は220Lのようです。

     二式艦偵
      一一型[胴体300L 翼内520L+260L 増槽660L]  正規:1783q(燃料650L?) 第一過荷:2196q(機内タンク満載) 第二過荷:3339q(機内タンク満載+増槽)
      一二型[胴体300L 翼内520L+260L 増槽660L]  正規:2576q(機内タンク満載?) 過荷:3602q(機内タンク満載+増槽?)
    T216

  3. いわゆる「カタログデータ」と実用的な「攻撃半径」は一致しません。
    「カタログデータ」は、機体の実用実験成績に基づいていますが、これは「技量特に優秀なる者の成績」であり、実用にあたっては二、三割の減を考慮するように、とされています。
    さらに、発進・帰投原点が母艦であるか、基地であるかによって、それぞれ違う一定の係数を乗ずる必要があり、天候・時刻・月齢・無線帰投の有無によっても、この係数は変化します。場合によっては、「実用攻撃半径=実用実験成績の20%」ということにもなります。


  4. 要するに、搭乗員側の「航法能力」が、進出可能距離を定めるのだと考えてよいのだと思います。


  5. 情報ありがとうございます。
    お互いの攻撃の間合いが知りたかったので質問しました。
    ミッドウェーでは米部隊が雷爆同時攻撃を意図して
    出撃させるかどうかなどの判断に苦しんだようですね。
    150浬だと日本はまあまあ攻撃圏、米は微妙でしょうか?
    八十島


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