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調べれば在るかもしれませんが、なぜ第二次大戦時に、日本軍はアメリカ軍のサンダーボルトにのっけてるような大馬力のエンジンを作らなかったのでしょうか?テモトに資料が無いものでお願いします。 撃墜王 |
- 基礎工業力に欠けていたからです。ちょっとはネットを探れば解りますし、先ずは書店か図書館に行く事ですね。
kazu
- 2000馬力以上の航空エンジンの開発計画は数多くあります。火星クラスの1500馬力〜1800馬力級から末期の試作機であるキ八七、キ九四、烈風改良型に搭載されたハ44など2000馬力級へと開発は進んでいます。
「基礎工業力に欠けていたからエンジン開発をしなかった」等という事はありません。
BUN
- 「作りたかったし、作ろうとしたけど、間に合わなかった」かな。日本と米国の陸軍航空隊の代表的な空冷戦闘機を年代別に並べてみると、事情を伺うことができるかも知れません。
1931 91 式 中島ジュピター(ライセンス生産) 9 気筒 500hp
1937 97 式 中島ハ-1 ブリストル、ライトを参考にした国産 9 気筒 600hp
1941 1 式 中島ハ-25 中島初の複列 14 気筒 970hp
1942 2 式 中島ハ-41 爆撃機用の大出力 1250hp
1944 4 式 中島ハ-45 中島初の複列 18 気筒 1800hp
1928 P-12 P&W R-1340 9 気筒 520hp
1930 P-26 P&W R-1340 9 気筒 550hp
1936 P-35 ライト R-1820 9 気筒 900hp
1937 P-36 P&W R-1830 複列 14 気筒 1050hp
1942 P-47 P&W R-2800 複列 18 気筒 2200hp ターボ付き
1944 XP-72 P&W R-4360 四列 28 気筒 3500hp ターボ付き
ささき
- 欧米の主要国に比べてスタートがかなり遅かったですからね、模倣やライセンス生産することで時間は短縮できたとしても、間に合わないですね。
そういう意味で、大馬力になることで解決しなきゃいけない問題が色々と出てくると思うんですが、模倣の弊害としてそれに対するノウハウが不足してたからモノになりにくかったってのはあるかと思います。
それと、やたら高性能を目指しすぎて高回転型に走りすぎたことがそれに拍車をかけた気がします。高回転型にしなかったハ42は稼働率が高かったようですから。
胃袋3分の1
- 質問の意味を取りちがえていた様です。
"作らなかったのでしょうか"−−>"作れなかったのでしょうか"
になっていました。
スミマセン、慌て者でした。
kazu