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3364の質問に自分で答えていてふと疑問に思ったのですが、二式水戦は零戦から改造されたときになぜ滑油冷却機の空気取り入れ口を機首下面から主フロート前面に移したんでしょうか。たしか零観の滑油冷却機空気取り入れ口も主フロート前面にあったと思います。水上機ならではの取り付け位置とかって決まってるんでしょうか。お願いします。 九六式強襲機兵 |
- 滑油冷却機の空気取り入れ口が移動したのは、突起物を減らして空気抵抗の増加を防ぎ、速度や運動性の低下を少しでも食い止めようとしたためではないかと思います。
二式水戦と零観と滑油冷却機空気取り入れ口の構造が同じなのは、中島飛行機が二式水戦を開発する際に、同じ単フロート機で一足先に就役していた零観の構造を参考にしたのではないかと想像します。
T216
- T216さんありがとうございました。
九六式強襲機兵
- > 中島飛行機が二式水戦を開発する際に、同じ単フロート機で一足先に就役していた零観の構造を参考にしたのではないか
もう流れていますが、「スケールアヴィゲーション No16 2000年11月号」に二式水戦の開発時に海軍から中島飛行機に零観の資料が提供され、それを参考に主フロートの支柱が設計されたという記述がありました。
T216