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抽象的な質問で恐縮ですが、水上機の離水は、陸上機とちがったコツがやはりあるのでしょうか? また、飛行艇とフロートを履いた飛行機では異なるものなのでしょうか? よろしくおねがいいたします。 まるき |
- 水上機、飛行艇とも、(程度や性質(たち)の差こそあれ)ポーポイズが発生します
ポーポイズの発生を抑えながら離水するコツは必要だと思います
セミララ
- すみません(汗… ポーポイズってなんでしょうか…?
まるき
- ポーポイズは水上安定のことだそうです。「艇体が頭を上下に振りながら同時に艇体全体も上下に動く運動であって、ひどくなると水中に突っ込んだり、空中に放り上げられたりする。」と手持ちの本には書いてあります。滑走中に頭を上げすぎたり、また下げすぎたりした姿勢でポーポイズは起こるそうです。
九六式強襲機兵
- ありがとうございました。よくわかりました。
まるき
- 水上機操縦の経験者に話を聞くと滑走時の方向安定性が非常に弱く、すぐに風上に頭を向ける性質があり(風見鶏効果)、真っ直ぐ進むだけで一苦労だそうです。
ささき
- 針路0度で滑水開始したものの、離水した時の針路は90度になっていた、なんて話もあります
セミララ
- 重ねてありがとうございます。言われてみればその通り、でもいわれなければ気づかない盲点でした。ありがとうございました。
まるき