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3309 朝日新聞にのっていた40人くらいのVTOL輸送機の想像図についてなのですが、とんぼの羽根のように左右4枚(2組)の偏向式主翼にエンジンがついているタイプですが、いままで2組の主翼が前後についている複葉機の存在を知りません。成り立つから計画されているのでしょうが、特別問題はないのでしょうか。
ピジョン

  1. その創造図を見ないとなんとも言えませんが・・・。
    2枚(1組)に比べて制御が遥かに難しそうです。
    2枚でさえも四苦八苦しているのに4枚は無理ではないでしょうか?

    アオキ

  2. 類似の計画としては、こんなものあります。
    (ベルQTR)http://www2g.biglobe.ne.jp/~aviation/qtr000921.html
    (XANTUS)http://www.vtol1.com/

    ちょっとさかのぼるとこんなのも
    (カーチスライトX-19)http://www.unrealaircraft.com/gravity/cw_x19a.php

    固定翼機としてはこんなものも
    (カプロニCa.60)http://www.pilots-n-planes-ww1.com/Triplane-Madness/Cap-Ca-60.jpg
    (A.V.ロー三葉機)http://www.pilots-n-planes-ww1.com/Triplane-Madness/AvroBullseye.jpg
    (ATTT)http://www.scaled.com/projects/attt/attt.htm

     この形態の利点としては、各エンジンに出力余裕があればそれらを統合して調整してやることで、積載物の種類や状態による多少の重心変動を気にせずに垂直離着陸が可能なこと、水平飛行時にも同様に空力中心の調整幅が比較的大きいことが挙げられます。ただし、全揚力面のうち相当部分が前翼の後流の中に入ってしまう関係上、揚抗比がやや悪くなる傾向があります。また、整備性や信頼性の面でも問題が多いでしょう。
    Schump


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