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エリアルールについて質問なのですが 最近の戦闘機はすべてエリアルールに基づいて設計されていると思うのですが それは兵装をつけたときのことも考えて設計されているのでしょうか? F-15Eがクラスター爆弾を山のようにつけているのを見たりすると とても考えられているようには思えないのですがどうなのでしょうか? それとも最近の戦闘機のエンジン推力ならエリアルールに従わないでも簡単に音速を出せるのでしょうか? カズヤ |
- 発見された当時の(遷音速)エリアルールは、断面積だけに注目し音速付近での抵抗のピークを低減する判り易い手法でした。
その後より広い速度域で空気の圧縮性による抵抗を低減する超音速エリアルールへと発展し、BWB等の採用もあり見た目上はあまり目立たなくなりました。
現在設計される機体に関しては、CFD(計算流体力学)の発達により折り込み済みなのでしょう。
外部搭載品は当然エリアルールの効果を悪化させます。外部搭載品を鈴なりにしている場合基本的には超音速で飛びません。
それでもフランス機の増槽などエリアルールを考慮した物が有ります。
一時期コンフォーマル兵装搭載方式が注目されましたが、
結局ステルス性や超音速巡航性能との兼ね合いもあって、アメリカの機体では爆弾倉が復活してきています。
グリーネマイヤ智久
- なるほど・・・
やっぱりまったく影響がないわけではなかったんですね。
どうもありがとうございました。
カズヤ