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コーエーの「日本陸海軍計画機」では、長距離機A-26の上昇限度は8600mとありました。ところが、ジパングの10巻ではスピットを振り切るために1万6000mまで上昇しています。実際の性能はどうだったのでしょう? シンタ |
- 手持ちの本には実用上昇限度8700mとあります。「ジパング」に登場のA-26は、史実のと異なる物ではありませんでしたか?
「みらい」から得た技術を導入云々の記述があった記憶があるのですが・・・。記憶モードのレスで申しわけありません。
たかやま
- 与圧の無い状態で1万m以上へ上昇したら、失神しちゃいますよね。
あれは、絵がちょっとリアルでも、あくまでもマンガなので、
全て作り事だと思った方が良いと思います。
kazz
- >与圧の無い状態で1万m以上へ上昇したら、失神しちゃいますよね。
酸素マスクをしていれば、与圧が無くても1万4000m位なら大丈夫です。短時間という条件付ですが。というか、ここら辺が肉体の限界?
>全て作り事だと思った方が良いと思います。
沈黙の艦隊といい、あれは読者に間違った知識を植えつけるような気がしてならない。たまたま目にしたページでは、高度計を1桁読み間違えていました(3500mを指している高度計が描かれていながら、350mと吹き出しの中に書いてある。)。
セミララ
- >3.週間漫画を描いている職業作家にいちいち「正確な考証」を求めるほうが無理というものです。自分にとって常識だと思っている知識は、この趣味数十年の蓄積であることをお忘れなく。
ささき
- 4> ま、そのとおりなんですが、別に漫画家本人が考証する必要はないわけですよ。その筋に詳しいブレーンを用意すればいい話でありまして。それを怠っているから問題と(沈黙の艦隊のときもそれで文句言われてたのに、学習してないというか……)
tac
- 信じるほうが問題な気がしますが
北方不敗
- 週刊コミックモーニング2003年4月3日号の「ジパング」
大戦中の潜水艦が2日も鎮座着底してて飄々としてるのには脱力しましたが、
仁科芳雄博士が、京大教授となってて
(仁科博士は理研、京大の原爆研究は荒勝博士)
湯川秀樹と中間子理論について、正確に記述してたんで、
こりゃ「確信犯でいい加減に書いてる」と思いました。
(湯川秀樹と中間子理論(&ノーベル賞)まで知ってれば、
仁科博士が理研なのは知ってるはずですから)
tacさま。
> その筋に詳しいブレーンを用意すれば良い話。
あんまり正確に書くと、人物の評価のところで問題が出て来ます。
「フィクションです」と断りを付けても、他の部分の正確な描写に、
読者はそうは思いません。
さすがに100年前の話だと差し障りが無いと思いますが、
50年前の話だと、時効かどうか、かなり際どい領域です。
(歴史マンガではないですが、かつて、
プライバシーや情報管理についてモラルのないブレーンが
調子に乗って暴露した内容を、「フィクションです」の断りを免罪符に
そのまま話にした漫画があり、
実際、実害も出ましたが、主題とそれるので略します、)
ちょっと詳しい人だと「こりゃホラだ。」と気付くレベルの今程度が良いと思います。
無頼庵
- 垂直上昇している様に描かれて
ところが素晴らしいですね。
SM79雷撃機に関する質問でも
水平飛行(機体を水平に)していれば高度は上がらないとか
思っている方がいましたし
軍事工学、航空工学は結構高度な知識を必要とするので
文学作品では齟齬や破綻が起きやすいですね。
Kleist