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FB-22のフラップはエレボン(?)と兼用なのでしょうか? どなたかご存知の方ご教授ください。 STRG |
- FB-22と言う機体は実在しませんが、F/A-22ラプターのことでしょうか?
それともF-22の発展型として提案された機体のことでしょうか?
http://www.globalsecurity.org/military/systems/aircraft/fb-22.htm
前者でしたら、主翼の外側が従来型のエルロン、内側がフラッペロン(フラップ兼用エルロン)のようです。
後者だと、図を見る限りではエレボンだろうと思います。
エレボンと言うのは、エレベーター(昇降舵)兼用エルロン(補助翼)ですから、
フラップ兼用のエレボンというのはちょっとないでしょうね。
FB-22の平面図で、後縁内側の小さい可動翼面はなんだろう?トリム用?
便利少尉
- 回答ありがとうございます。
質問の機は、後者のFB-22の方です。
>フラップ兼用のエレボンというのはちょっとないでしょうね。
とすると、この機体はフラップが装備されていないのでしょうか?
質問者
- 無尾翼デルタ機にはフラップは付きません。
無尾翼デルタ機で主翼の後縁の動翼を下げると、エレボンを下げたのと同じになり、機体は頭を上げることになります。
つまりフラップを下げようとすると、逆に迎え角が小さくなって、逆に主翼の揚力は減ってしまいます。
FB-22では、エンジンのノズルを制御して推力を上向きにして、頭下げのモーメントを
生じさせて、フラップの頭上げモーメントを相殺することが出来るかもしれませんが、
それではエンジンで機体を押し下げることになって、やはり得にはなりません。
それにしても、この平面図では、
Yaw control would be provided by split flaps, or "decelerons" on the wings, while roll would be controlled by movable wingtips.
と言う説明とは合いませんね。翼端が動くようには描いていない。
便利少尉
http://www.geocities.com/exo_wars/fb_22_raptor_fighter_bomber.htm
こっちの絵だと、「翼端が可動であってもおかしくない」線が見えますね。
折り紙の飛行機が曲がって飛んでしまうときに、翼端をねじって調整しましたが、無尾翼デルタって、そんな感じですね。(中身は、違うって!)
クリスティー
- ありがとうございました。
質問者