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YF-23はF/A-22と比べて機動性は劣っていたらしいのですが、F-15と比べるとどうなのでしょうか? salo |
- YF-23の方が上だと思います。
YF-23はテスト用機のため、F-23の計画値と同じ機動性があるかどうか分かりませんので、思いますとさせていただきます。
F/A-22と比べても遜色ないものだと思われます。
というのは、空軍はATFにベクタードスラスト無しでポストストール状態から回復可能であることを求めており、ベクタードスラストによるフライトエンベローブの拡大は無いそうです。そのためベクタードスラスト専ら反応性の強化に使われていますが、その反応性も極端に早いためFBYのソフトウェアにより制限が設けられています。
しかし、このような反応性の強化は既存技術でも実現可能であったとされています。そのためには、尾部が30%大きくなり400lbの重量増加となるそうです。
それで、YF-23の尾部を見ると……まあ、でかいわけです。水平尾翼と垂直尾翼を兼ねたってのもあるでしょうけど。
そう言うわけで、私としては、F/A-22、YF-23ともに機動性は、ほとんど差がないと思っています。
Sparrow
- 余談に近いですが・・・ ATFプロジェクトの選考時(1990〜1991)のYF−22AとYF−23Aとの機体の性能差は、ほとんど無かったと言われています。
結果的にYF−22Aが選ばれたわけですが、選考理由について一般的には、「機動性を重視した」ということになっていますが、実際にはコストや整備性の面による部分も大きかったようです。加えて、政治的なゴタゴタも関係しているようです。
色々とありますが、個々の性能に関しては大差が無かったと言って良いでしょう。
YF−23A
- >ゴミレス
この「機動性」というのが、漠然とした表現ですが・・・
予想される、戦闘速度域での加速性はYF-23が優れていた(いるだろうと?)
・・・なんて思ったのは、私です。
sinn