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複葉機等の資料を漁っていて、羽布張り部分の塗装について、 「銀ドープ」という記述がよく見られます。おそらくニスのようなものに 何かの粉末を混入したものだろうと思っているのですが、詳細がわかりません。 原料、効果についてご存知でしたら教えて下さい。 また、現在実物を見ることは可能でしょうか? gogatee |
- 銀ドープ:
羽布素材の紫外線による劣化を防ぐ為に用いられる、アルミパウダー、又はアルミペーストを顔料として添加したドープ塗料を指し、下塗り及び仕上げ双方に用いられます。クリア・ナイトレート・ドープ(ニトロセルロース系)へのアルミ顔料の混合率を例に挙げると、パウダーの場合リッターあたり19〜30g、ペーストの場合でリッターあたり30〜60gが標準的で、使用時に混合する場合もあれば、予め混合された製品もあります。羽布張りの復元機や、現用小型機、グライダー等に見ることが出来ますが、より身近なところではRC機を扱っている模型店で、ほぼ同等なものを入手できるのではないでしょうか。
みなと
- みなと様、ご回答頂きありがとうございました。
ラジコンとは全く気付きませんでした。プラモデルを作っていて
「金属外板と羽布張りの銀色の違い」を表現しようとしていたのですが・・(汗)
今度RCショップ見てきます。
アルミ粉という事は、まんまプラモデル用塗料の「シルバー」みたいな
感じなんですね、実物は。本当にありがとうございました。
gogatee
- どういたしまして。画像掲示板に銀ドープ仕上げの機体の写真を貼ってみましたので宜しければご覧下さい。
みなと
- 重ね重ねありがとうございます。さっそく拝見致します。
gogatee