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映画などで、戦闘機が航続距離を増やすために つんでいるタンクをポイポイ捨てているのを みて、疑問を感じました。 タンクは捨てられたとき、中の燃料が漏れないように なんらかの対策が講じられているのでしょうか? 近海での訓練のとき、さすがにガソリンを垂れ流しているのは問題が あるのでは?と感じているのですが…。 ブレイク! |
- これは想像なんですが・・・
むしろ中の燃料は空中で全部外に出てしまった方が話は簡単なんじゃないでしょうか?
空中で全部揮発してしまえば海上への垂れ流しにはならないかも?
と思いましたが・・・実際はどうなんでしょうね?
ゴミレスにて失礼しました。
吠電
- 真剣に質問されているものと祈りつつ、
タンクは空になったから捨てるのではないでしょうか。
それと、その戦闘機がジェットなら、タンクに入っていたのはガソリンじゃないと思うんですが。
ななし
- 便乗なんですけど、増槽って戦闘に入る前に切り離すものじゃないんですか?
魚雷屋本舗
- >4&5
空になっても捨てない場合もあるし、戦闘時に大事に抱えている事もあります。
これは現代だけではなく第二次大戦でも良く見られた光景でした。
例えば独本土爆撃の護衛戦闘機や迎撃戦闘機は大抵増槽を積んだままでした(落とすと場合によっては基地に帰れなくなる)
また増槽は時代やモデルによって構造が全然異なります。
第二次大戦時のですと適当に仕切りを入れて(飛行中に振り回しても燃料が片側によらない)後は吸引用の管をつけた程度です。
よって落っことした時に燃料が残ってると零れる事もあります。
大戦末期の独空軍の増槽ですと、リブまで入れて補強して、投下後に回収して再使用できるようにしてました(一般市民向けに、爆弾ではありません。軍か警察に連絡して下さいと書いてあったり)
また米空軍ですと強化紙製で、飛行中持てば良いやという割り切りをしたものもあります。これなんかは落としたら壊れるでしょうし、燃料が残っていたら漏れるでしょう。
一応、この手のタンクでも逆流防止の弁等はついてましたので、落しても壊れなければ、そう簡単には燃料が撒き散らされるわけではないのですが、何しろ基本的には使い捨てですし、頑丈な物でもないので、だだ漏れにはならないけど、まあ漏れると思ったほうが宜しいと思います。
#3の疑念も尤もなのですが、使い捨ての増槽に斯様な複雑な構造を与えるという事は考えにくいと思います。
近海での訓練でしたら増槽を落とさないで帰れば良い事です。
SUDO
- ガソリンにしてもジェット燃料にしても原油や重油に比べると揮発速度が早いのです。通常の気温で、増槽
程度の大きさの物を満タンで落としても、重油や原油のタンカーが座礁した時のような環境汚染(海洋汚染)に
なることはありません。
どちらかといえば、火災の方が心配です。つまり、ナパームです。増槽に発火装置を組み込んだものがナパーム弾の
原型なのですから。落とせば、壊れて、ガソリンが飛び広がって、火がボッ!。
Ratheon
- >6
蛇足ですが、アメリカ陸軍の紙増槽は、敵占領地上空で切り離すことが多いため、
ドイツ軍に回収、資源利用されないためのアイデアだという話です。
ちなみにスピットの増槽は確実にもれます。
切り離しを確認するために僚機に目視確認してもらうんですが、
そのときの描写に「白い尾を引きながら落ちて行く」と書かれています。
アナーキャ
- >1
ここのサイトは某巨大掲示板の軍事板とは違いますよ。他人の意見や質問を罵倒したり罵ったりするのはNGだと思います。他行ってやってください。ここのサイトは真面目に質問したり、答えてあげたりするとこだと私は確信しております。以前ある方と意見がすれ違いましたが、お互いの意見を尊重し合いながら自分の意見を述べあうことができました。ここを荒らすことはおやめください。
さて、質問ですが、Ratheonさんのおっしゃるとおり、火災が心配ですね。落として接地面との摩擦や衝撃で火がつくと言うのも考えられますねぇ。
シルバー
- 増槽に点火栓をつけて、簡易焼夷弾として使うものがあったと記憶しています。
(資料調べます)
また、環境汚染の話ならば、航空機の着陸・着艦前の燃料放出などのほうがよほどひどい気がしますが(自分の基地周辺なので)、やはり揮発してしまうのであまり問題にはならない、ということらしいです。
大気汚染も重大だと思うのですが、・・・そういうことを言うと、軍用機も戦車もなんてそれ自体が公害のカタマリですからね・・・
クリスティー
- >9
敵地上空なら問題ないでしょうけど、問題は防空戦、特に都
市上空での防空戦ですね。
基本的に増槽をつけて出撃することは少ないと思うんですが、
CAPとか上空警戒する場合は増槽つけた方がよいでしょうし
このあたり実際はどうなんでしょう?
taka
- >11
ドイツの戦闘機は滞空時間が短かったので、むしろ防空戦の方が増槽を多用・・・というより、ドイツ戦闘機が本格的に増槽使ってた戦線て本土上空だけなんじゃなかろうか。(あとはルーマニアのプロエスティと北イタリアくらい?)
B-17やB-24は当時の基準からすれば巡航速度の速い爆撃機ですから、本土防空戦で言えば最初の警報から1.5〜2時間で防空圏に入ってきます。もちろん、日本本土と違って侵攻距離が短いということも大いにあります。もたもたしていると好位置につけられなくなったり、そもそも敵編隊に追いつけないこともあります。
とりあえずレーダーサイトが敵編隊を捉えたら防空戦闘機隊は直ちに離陸、上空で待ちます。(ひとつの飛行隊がスクランブルを終えて高度7000をとるまで30分ほどかかります)
敵編隊が予想外の針路変更をした場合に対応するにも、ドイツ全土の基地から集合するにも、増槽は必須の装備でした。
まなかじ
- >10
なにをしているのか・・・
「>9」ですね(恥
まなかじ
- あ、消されてましたね。吠電さんに文句言ってるわけではありませんのであしからず、管理人さん、私の書き込んだ7と12の質問は削除してください。
シルバー
- 質問じゃかった回答です。またまたすみません。質問は消されちゃ困ります。これもいっしょに消してください。
シルバー
- 削除されると、番号が更新(というか前に詰める)されるんですね。
10.>11となると、なんだか順不同で???ハテナ?です。2つズレるようですが。
benben
- みなさん、ご教授ありがとうございます。
>ななし氏
もちろん真面目に質問させていただいています。
エアフォースワンという映画の中で
戦闘機が燃料がまだタンクの中に残っているにも
かかわらず投下されていました。この放棄される燃料は
どういう扱い(?)なのかをしりたかったのです。
クリスティー氏のいうとおり、汚染の心配ならするところは
もっとありますね(汗 増槽もそういう「小さな汚染」の一つだったのかも…。
ブレイク!