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こんにちは。質問させてください。 一式戦闘機に乗っておられた方の回想談話を読んでいたのですが、 「(離陸時)海軍の零戦は両方の足が同時に引っ込むのに、一式は片方づつ引っ込む。 海軍さんが笑ってて悔しかった」 という内容の事が書いてありました。そうなんだと思いました。 ところがその後、以前札幌に零戦が里帰り飛行し、P51と一緒に離陸する時の一連の 写真を見たんですが、零戦も片方づつ足が引っ込んでいるんです。 これはどういう事なんでしょうか。 形式によって違いがあるのか、それとも仕様なのか、 また、他の戦闘機ではどうだったのでしょう。 過去ログにあったら申し訳ないです。 SINSYA |
- 油圧式なので同時に作動しても、実際には油圧のバランスで同時の場合もあれば交互になる場合もあります。(零戦)
kazz
- プロペラ後流の当たり方が左右の脚で異なるので、左右差がでると聞いたことがあります。零戦や隼の様に反時計回りのプロペラの場合は、胴体下面は右前方から空気が当たるので、左脚の方が引き込む時に力がいるはずです。
でも、逆の写真を見たような記憶もあるので確かではありません。
ハ140
- 現象として、零式戦も一式戦もともに、引込時には片脚ずつ引き込みます。
引込機構は米国製のものをなぞっていてほとんど同じような仕掛けのものですし、油圧の圧力の規定も変わりません。
片
- たしかどっちも片脚ずつひっこみます。
両方一度に引込むと油圧ポンプの容量が大きくなって重くなるので、片脚ずつにして油圧ポンプを軽くしよう・・という話をきいたことがあるような・・。
UBS52
- 坂井三郎さんの談話によれば「だいたい右脚から引き込むのだが、機体ごとに癖があり、同時に引き込むのもあれば、左が先に上がるのもあった」そうです。油圧ポンプ容量の話は「ポンプが両脚引き込むぎりぎりの容量しかないので、軽い方から先に上がる傾向があった」という意味ではないかと思います。
ささき
- みなさんありがとうございました。
個体差という事なのですね。
SINSYA