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ふと思ったのですが、ターボファンロケットエンジンってありましたっけ? つまり、ロケットの燃焼ガスでファンを回して効率よく大推力を得る 具体的には、ペレット燃料を連続燃焼させて燃焼時間を大幅に増加させる のが目的で、発射不良を起こしやすい(20%くらい)ジェットエンジン の代わりです fanfan |
- ない、と断言はできないのですが、ファンが高い効率を発揮するのは、周囲の空気密度が高い(…プロペラに近い)、すなわち(地球上なら)酸素が豊富な条件下ですから、わざわざ酸化剤を機内に持っている必要はなく、素直にターボファンを作ったほうがいいでしょう。
「発射不良を起こしやすい(20%くらい)ジェットエンジン」というのが分かりにくいのですが、空中発射ミサイルか何かでしょうか?それでしたら、母機の機速を生かしたラムジェットにするとか、始動時だけ燃焼室に酸素噴射をするとか(ジェット戦闘機の空中再始動用システムの一種)のほうが簡単だと思われます。
また、バイパス比の低いエンジンの低空・低速での効率を改善する手段としては、ジェットパイプの周囲に開閉式の扉を設けて周辺空気をジェット排気の勢いで引き込むことで噴射ガスの質量を稼ぐ(ただし速度は低下)機構が超音速輸送機用に提案されています。
Schump
- 1920年頃にRobert H. Goddard博士が考案済みです。
大気中を飛ぶ時はロケットの燃焼ガスでタービンを回してファンを駆動します。
真空中に行くと可変機構が作動して燃焼ガスがタービンにあたらないようになり、燃焼ガスの推力だけで飛びます。(言葉だけだと、エンジンの形状がイメージしにくいと思います)
ひとつのエンジンで大気中でも真空中でも常に最高の効率で動くというエンジンです。
この形式のエンジンが実際に試作されたかどうかまでは知りませんけど・・・・。
ろく
- 便乗質問ですが、ペレット状の燃料(固体ですよね?)を使用するロケットエンジンというのは存在するのでしょうか?
れん太
- おお〜流石・・ロケットの父ゴダート博士は考案済でしたか(汗)
確か、酸化剤を使わずに空気中の酸素を使うタイプを研究中のよう
でしたし・・実用化出来ればかなり安いコストになりそうだと思いまして
ペレット状ではないですが、米軍のドラゴンATMがそれに近いかも?
それと〜どっかで見かけた、バブルジェット方式のマシンガンも
これに近いのかな・・
fanfan
- 要はこういうことですか?
http://www.isas.ac.jp/docs/ISASnews/No.255/ken-kyu.html
燃料は水素だけど。
ぼけ