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急降下爆撃機は60度以上の角度で敵に突入すると 聞いたのですが、このときパイロットが気絶するということは なかったのでしょうか? 急流すべりなどどとは比べ物にならない恐怖だとおもうのですが…。 慣れの問題だとすれば、訓練時はどうしていたのでしょう? よろしくお願いします。 リーマ |
- 気絶するとすれば引き起こしの時だと思いますが...
ななし
- 60 度の降下が「急流すべりなどとは比べ物にならない恐怖」だとしたら、宙返り・180 度横転・横滑り何でもありの空中戦機動なんて出来ませんよ。
ささき
- というか、そのくらいで気絶するような人はパイロットとしての適性検査ですでに落とされると思うのですが・・・(^^;;;;;
ゴミレス:
ワシは最大斜度72度の某ジェットコースターに乗った人々や、フリーフォールに乗った人々が気絶したのを見たことがありません。
ゴミレスの補足:
某空挺隊員の証言によると、ジェットコースターぐらいの高さが一番恐怖心が強いそうな・・・。
胃袋3分の1
- 海兵66期の藤田怡與蔵元少佐の回想で、少佐が昭和16年に空母蒼龍に配属されたときに、小隊の2番機として組まされたのがT兵曹で、少佐は彼のことを「練習航空隊勤務が長く、Gに弱いので使いものになるかどうか・・・」と評しています。
このように、パイロットの適正ありとしてパイロットの養成訓練を受け、一人前になった人でもGについては個人差があったようです。
ちなみに、Tさんの名誉のために付け加えるならば、その後の訓練でGにも強くなり、戦争を生き抜かれたようです。もちろん、弱かったのはマイナスのGではなく、プラスのGです。
ななし
- 昔の海軍では、45度以上を急降下と言い、これの出来るのが爆撃機で急降下出来ないのを攻撃機と呼んでいました。引き起こしの際、4〜5Gかかります。
もと艦上攻撃機操縦員より。
http://www.warbirds.nu/senri/
蒼空
- 車で、ちょっとやんちゃしてみれば分かるんですが、
本当に恐いのは、偵察員ではないでしょうか?
無頼庵
- ≪6 無頼庵さんへ
自動車でも自分が運転していると怖くないですね!
昔艦攻で雷撃訓練をする際、操縦員が偵察席に乗ることがありました。
怖かったですね、当時のこと「蒼空の果てに」に記述しております。
ご一読ください。
蒼空
- >蒼空さま。
拝読いたしました。
計器を見てハラハラする下りなど、
まさに今日の自動車の助手席で感じる恐怖と似ていますね。
ただ、恐怖の質は同等ですが、恐怖の量は艦攻の方が遥かに多いですね。
無頼庵