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戦闘機の武装に「バルカンポッド」や「ロケットポッド」というポッド型の武装がありますが、このようなタイプは通常の固定式と比べてどのような利点があるのでしょうか?また、この「ポッド武装」はいつごろからあるんですか? F−4S |
- ポッド式兵装の利点は、「任務に応じて交換できること」と思われます。
前線基地や空母内において、容易に交換でき、航空機を多用途に活用できます。
また、ロケット弾や機関砲をポッドに収めることにより、空気抵抗を減らし(剥き出しに比べて、ですが)運動性を維持するとともに、イザとなったら切り離して投棄してしまうことも出来ます。(何でも切り離せるわけではないが)
歴史は詳しくありませんが、現在見られるようなものは、A4スカイホークのあたりから装備されたのではないでしょうか。(あやしいっす)
それ以前の、シューティングスターやセイバーの時代には、翼下パイロン装備ではなく、機首や翼端あるいは胴体内引き込み式で半固定型ロケットポッドを装備し、対空迎撃を行っていたと記憶しています。(スターファイア、セイバードッグ)
もっとも、ドイツ空軍のスツーカに付けられた「37ミリ機関砲ポッド」もありますので、ポッド自体の歴史はもっと長いと思います。
クリスティー