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WW2時のアメリカ護衛空母の搭載戦闘機は書物によってF6FだったりF4Fだったりするのですが、実際F6Fは大型なので、護衛空母には積めないともあり、その一方でアベンジャーは搭載されています。本当のところはどうなんでしょう? Sマイン |
- 英海軍は貸与されたチャージャー・ボーグ各級に準ずる護衛空母にヘルキャットを搭載してますし、米海軍もサンガモン級CVEのVFや高速FACの任に当たるVOFにはF6Fを配備してますから、護衛空母でF6Fが運用出来ないという事はありません。
米護衛空母に主としてFM-2が搭載されたのは、艦隊型空母へF6Fを優先配備する必要があった事や、護衛空母のVC用としては能力的にFM-2で充分であると判定されたこと、大型のF6FだとFM-2に比べて搭載機数が減少する、といった理由が複合した結果によるものです。
大塚好古
- では一部の書物に在る様に、空母が小型過ぎてF6Fは搭載できないというのは間違うんですね。カタパルトの開発に失敗した日本が時期艦戦の翼面過重まで制限しなければならなくなり、開発に余計な負担をかけたのを思うと、やはり技術力の差なんですね。
Sマイン
- 便乗質問です。
護衛空母から発進させる時はF6Fもカタパルト使ったんでしょうか?
確か正規空母からは自力でやってたような・・・。
もしカタパルトが必要なら、載せたくないというか、FM-2で済ませたくなる気持ちも判るような・・・。
SUDO
- 作戦時の写真だと、カタパルト発艦を主にしているように見受けられますが、ハワイ沖のカサブランカ級で通常型式の発着艦訓練をしているF6Fの写真を見たことがありますので、状況によってはカタパルト無しで発艦できるのかも。
まあコメンスメント・ベイ級がカタパルトを二基に増やしたのは、カタパルトによる艦載機射出を迅速に行うためですから、基本はカタパルト射出だと思います。
大塚好古