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グロスターF5/34について、詳しく教えてください。 堀越技師が零戦を設計する際この機体を参考にしたとか、コピーしたという 話を聞いたことがあり、また本人もそのことについて肯定も否定もしなかったということです。 実際のところどうなのでしょうか? ps 実機の写真があれば見たいのですが。 上保 |
- 検索エンジン使うこと覚えましょうね。
http://www.google.com/search?hl=ja&ie=UTF-8&oe=utf-8&q=Gloster%E3%80%80F5%2F34&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2
こうすると色々出てきます。
例えば・・・。
http://www.beehivehockey.com/photo_54f534.htm
SUDO
- 有難うございます。探すのがへたなもので。
で、私が聞いた噂のほうはどうなんでしょうか?
脚に関しては本人がアメリカの機体(機種名忘れました)を参考にしたと聞き覚えています。
この方向からの類似点を探すと・・・
最後尾が線でつなぐのではなく点で終わる所。零戦以降全てこのパターン
では。
バブルキャノピーも同じか。
主翼の外形も似ているように思えます。
胴体もなんとなく。
開発時期もF5/34は1936年ですから参考に出来た筈。
ちょっとあやしいかなと思うのですが・・・。どうでしょう?
上保
- #胴体形状
三菱(堀越技師)の作品、ということだけでも1932年設計の七試艦戦がすでに「カウリングからコクピットへ盛上げ〜曲線絞込み〜一点終結」ですので、F5/34を「パクる」必然性は全くありません。
そもそも本機のような紡錘形胴体は、WW1のころから存在(アルバトロス戦闘機等)しており、ロッキード・ヴェガ(1927年)あたりで「高速機向きの胴体形状」として定着した感があります。グロスターもこのころのシュナイダー杯用レーサーに紡錘形胴体を採用しています。
個人的には「1927年のクルセイダー競速水上機と1937年のキ15の空力設計上の系統的類似」なんかに興味があったりしますが。
#水滴(全周視界)風防
元祖が何か分からない(WW1前のマイナー機だったりして^^;)のですが、有名どころでは「戦闘機よりも速い爆撃機」と喧伝されたマーチンB-10(1932年)が全周視界を持つ密閉風防を採用していますし、1937年に海軍が輸入したセバスキー2PAなんかも全周視界を有する機体ではあります。
#主翼
基本構造は当時としてはスタンダードな、悪く言えば何の工夫もない直線テーパー翼です。翼型や動翼のバランス、捻り下げといった部分を除けば「誰が作っても同じ」といっても構わないと思います。
Schump
- うーん、やはり私の記憶違い及び妄想のようですな。
失礼しました。
上保