九州の陸軍基地で整備員として特攻機を整備されていた方の話ですが、燃料は良い物をたっぷりと積んでやれたけど潤滑油は交換用が無かったので交換出来なかったとおっしゃってました。
いくらか故障率が上がるであろうと思います。

ところで「何々と称してなんとかした」という用法は「本当は何々では無いのに」言い訳として「称し」なんとかしたという場合に使うのですが、お読みになった文章では本当はエンジン快調なのに不調と称し特攻から逃げたと言いたかったのでしょうか？
早房一平

確かレイテ戦記の中の一文だったと思います。印象深い文章だったので記憶に残っています。昔に読んだのでもしかしたら記憶違いかもしれません。
特攻から逃げたと言いたかったのかは分かりませんが、そういうニュアンスが全く無いのなら称してという書き方はしないでしょう。ですからそういうケースもあったと言いたかったのだと思います。

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『陸軍特別攻撃隊』　高木俊朗　著　文藝春秋社

上記お読みください。絶版ですので古本屋さんか、図書館で。
roht