3065 |
米軍の航空機でどこまでが、艦上離発着出来る可能性を秘めているのでしょう? 例えば、Fー117はアレスティングフックで着陸だけは出来ると思うんですが、アフターバーナー無しで艦上発進はどうなの?って、ずっと疑問でした。 それから、でっかい飛行機でも、Uー2なんかは、やってくれそうに思うんですが、、、あと、ヒマな方がいらっしゃったら、グローバルホークをカタパルトにかけると、どんなふうに壊れると思うか教えてください。 UAVファン |
- えー、現在空軍で使用されているほとんどの機種は恐らく着艦不能です。
機体強度以前に、アプローチできるかどうか?という問題が最初にあり、次に問題になるのは、お尻を擦らずに甲板に接地できるか?
次は、陸上機の2倍の降下率(衝撃は単純計算で4倍)での降下に脚が耐え切れるかどうか?
最後に、アレスティングフックが機体停止の衝撃(機種によっては3〜4G)に耐えられるかどうか?と言うことになります。
恐らく、ほとんどの機体がアプローチ不能ということで終ると思います(NACF計画のF-16より推測。
U-2は実際に離着艦を行いました(カタパルト不使用。
グローバルホークはどうでしょうね?カタパルトは必要ないと思いますが、使ったとしたら、前脚だけ飛んでいくのでは?
Sparrow
- はっ!?
よく見たら、「着艦できるの?」ではなく「着艦できる可能性」、しかも「秘めている」だったんですね。すいません……。
ってことは、「改造」もありってことなんでしょうか?
ただ、改造してもやっぱり難しいでしょう。
F-16艦載型(計画のみ)を見ても、元々艦載機として作られた戦闘機と比べるとどうしてもアプローチスピード過大になるらしく、運用が非常に危険になります。
F/A-18は陸上機を艦載機に改造したものですが、共通部品など1つもなく空力特性の似た別の機体となりましたが、それでもアプローチスピードは他の艦載機と比べて早いものになっています。
ですので、改造というレベルではなく、最初から設計をやり直すくらいのことをやらないと陸上機の艦上運用など出来ないのです。
んで、例に上げておられるF-117なのですが、なぜ着艦できるとお思いで?
恐ろしく離着陸速度が速い機体として有名です。
Sparrow
- 実験だけ成功、というのなら、C-130が離着艦ともに成功しています。
Schump
- あけましておめでとうございます。さっそくの回答ありがとうございました。ホントにあのハムみたいなC−130が成功しているとは、驚きです。航空自衛隊のホームページでC−130Hの離着陸には、えらい長い距離が必要って書いてあったので、ムチャするな〜って思いました。 さて、なぜF−117なのかと言うと,アレスティングフックが空母専用の設備であると勘違いしているほどの初心者だからです。すみません。とすると、イラク攻撃のときのFー117は、大変でしたね。てっきり、空母をつかって前線基地まで運んだのかと思っていたけど、わざわざホロマンから飛んできたのでしょうか? 三沢やカテナや厚木に立ち寄る可能性なんか、全く無いのかな?
UAVファン
- >4
あけましておめでとうございます。
なるほど、そうでしたか。でもまあ、アレスティングフックは大抵の戦闘機についてますんで、その通りです。
イラク攻撃の時は空中給油しながら一直線だと思いますよ。どこかによるのは、面倒なんでやらないと思います。
Sparrow
- UAVファン>貴方、発艦より着艦の方が、簡単だと思っていたでしょ。
着艦こそが最も困難で、着艦の困難こそが専用設計の艦上機を必要とする理由で、
それに較べたら発艦ははるかに簡単であるという事を、考えも調べもしなかったでしょ。
横レス
北鮮を隠密攻撃(公式には空曝していることを認めない)したいので
近海の空母からF-117を発艦させたいのですが。帰りは空中給油でグアムまで
にも。
- >着艦の困難こそが専用設計の艦上機を必要とする理由でそれに較べたら発艦ははるかに簡単であるという事を……。
その言い方は、着艦は出来ないが離艦は可能という誤解を与えるので、止めたほうがよろしいかと。
ぶっちゃけ、空軍機にランチバーをつけても前脚がもげるだけです。前脚の付け根を強化しても機首がもげるだけでしょう。
そもそも、前脚を引っ張って加速するというのがどれほど不自然な加速方法かわかっていますか?
どうしても、空軍機を空母から離艦させたければ、JATOかRATOをしこたまつけて端から滑走させるしかないでしょう。
>近海の空母からF-117……
まったく意味がないです。
帰りに空中給油を行うなら、行きもやればいい。
Sparrow
- しゅん。確かに。ごめんなさい。空母からの発進は、艦首を風上に向けて30ノット以上で航行し、さらにカタパルトを使うとあったので。ワイヤーを引っ掛けて、ビョ〜ンと着陸するのは、比べるといかにも簡単だなーというのがビギナーの陥りやすい、間違ったイメージでした。許してください。
UAVファン
- 4> ちなみに中東へ展開するのに太平洋超えるくらいなら、大西洋超えたほうが近いです(笑)
tac
- >3
画像がありました。
着艦:http://www.airandspacemagazine.com/asm/web/site/QT/hercon.html
離艦:http://www.airandspacemagazine.com/asm/web/site/QT/hercoff.html
Schump
- ゴミです
エースコンバットか何とかダンシングと言うゲームの話だったと思うのですが、
F15で
1搭載武装全部投機、そして燃料もぎりぎりまで減らす。
2空母真後ろ上空に位置する(アングルドデッキは使用せず、メインの飛行
甲板を使うのでこれでよい。フックも使わない。)。
3エンジン停止、エアブレーキ全開、アプローチ開始。適度な所でギアも出す。
4空母直前で海面2から1m程度の高度に位置するようにコントロールする。
5激突寸前でエンジンを最大出力(この瞬間に燃料が0になるように調整して
おく)に、そしてジャンプして飛び乗るような形で足を甲板に接触させる。
6停止するまで、可能な限りジグザグに動く。
7何とか止まる。
と言うやり込みを聞いたことがあります。現実にやったら軍法会議確定ですが(笑)
(ヨーグモス)
- >UAVファン様 こちらこそ、イライラして書いた失礼な文章で、申し訳在りません。
今日びの米軍は戦闘機や輸送機を給油の為に中途の基地に着陸させたりはしません。
大きな戦争の時は流石に空中給油機の腹が足りなくなるのでそうもいかなくなりますが、
乏しいやり繰りの中でもステルス機には高い順位で割り当てられる筈です。
ステルス機は出撃する為の基地にしか来ません。
>Sparrow様 ランチバー以前には機体下面の何箇所かにワイヤーを張ってカタパルトに引っ掛けていた筈です、それじゃ駄目ですか
グアムから北鮮に着くまでに、F-117の乗員は消耗しませんか
にも。
- >ワイヤー
何ワイヤーっていいましたっけ?ちょっと射出方式を失念しました。
かなり下方向へモーメントが掛かるので、結局メインフレームがぶち折れるだけだと思いますよ。
折れなくても歪むだろうし、機体の寿命が確実に縮まります。
それと、通常の戦闘機動とはGのかかる方向がまるで違うので、機体各部、電子システムが破損する危険性もあります。(後ろ方向へ6Gかかる機動なんてないでしょ。
艦載機が専用の設計とノウハウが必要なのはそう言うことも関係あるんですよ。
ついでに、空母に載せてえんえん潮風にさらされてF-117がステルス性を保てますかね?
>F-117の乗員
乗員を空母に乗っけるんですか?
はっきりいってそのほうがよっぽど消耗すると思いますよ。
何故かというと、空母には外部の人間が泊まる部屋は一つしかないからです。
「賓客室」というそれはそれは立派な名前が付いた部屋で、大統領が来ようとも、ここしか泊める部屋は無いそうです。記者や研修中の外部飛行隊の人間もここに泊まります。(ちなみに一泊食事つき10ドルになります。
そして、その「賓客室」がどのような部屋かというと、2段ベッドが7本と人数分のロッカー、そして小さな洗面台があるだけです。窓なんて存在しません。しかもトドメに飛行甲板の直下にあったりします。
飛行ミッションが始まるとそれはそれは素敵な事になり、アフターバーナー、カタパルトのシリンダー、アレスティングギアシステムが絶妙なハーモニーを奏でてくれます。
気分転換しようにも飛行甲板はとても危険なので、当然自由には出られません。
艦内にはジムや図書館もありますが、ほとんど迷路なのでエスコートナシには辿り着けんでしょう。(もっともその気力が残るかどうか怪しいですが。
で、何日乗っけとくんです?
Sparrow
- 北朝鮮隠密攻撃プラン
1.空中給油をしながら、F-117によるグァムからの往復攻撃。
2.乗員の疲労が気になるならB-2でやる。
3.長距離往復が気に入らないなら、嘉手納、厚木、三沢もしくは韓国内の基地にいったん展開。
4.展開することで存在がばれそうなら、F-117を分解してC-5で輸送。
こんなとこでいかがでしょう?
Sparrow
- >いえいえ、間違った思い込みで、この先恥を掻くより、ここでビシビシ言ってもらった方が、力になります。
また質問をUPしましたので、未熟者ですが、どうかよろしくご指導下さい。
UAVファン