3059 |
議論ボードを見ていて疑問に思いました。 零戦はその発展過程で、幾度か外板増厚による構造強化を行っていますが この時、軽め穴の廃止は行われなかったのでしょうか。 素人考えでは、強度も確保でき、工数も減るので、外板増厚よりも 好ましいように思えるのですが。 Ta |
- おなじく素人考えですが、「軽め孔が前提で設計された機体」の軽め孔を廃止しても、
工数は減りますが重量は増えますし、強度はほとんど変化しません。
「強度と工数の簡素化の両立」と言う方向なら、史実は彩雲などの厚板構造に向かってますし、
下手の骨組みをいじらず、外板を厚くした零戦も、結果的には流れに沿っていたのではないでしょうか?
無頼庵
- 軽め穴は、穴があいていても強度に影響が無い部位に設けています。
よって、軽め穴を廃止しても強度は変化しません。
SUDO
- ご回答ありがとうございます。
なるほど、軽め穴による軽量化は強度を犠牲にしたものではないのですね。
零戦の構造を知ってこの方、「軽め穴による軽量化は強度と引き換え」
だと思い込んでおりました。
Ta
- >実物を見ないとなんともいえませんが、たぶん戦艦大和の蜂の巣甲鉄と同じようなものだと思われます。ちなみに、これの場合無孔部に対して55%を孔部とするとされているので半分ぐらいは孔になっているということです。それでも、強度はほぼ等しいということです。
>ちなみに、現代のハニカム材などもこれに近いものあると思います。
麗樹
- >1,2
逆に、軽め穴によって軽くしてあることで、別の部分の強度を押さえる(軽ければそれだけ強度を減らせるわけですから)ような設計もありえますよね。
この場合穴開けやめてしまうと他に影響が及ぶのでは……
tac