3045 |
初めまして。 初心者向けの自衛隊解説本のようなものをいくつか読んでみたのですが、分からないことがあったので教えてもらいたいと思って書き込ませて頂きます。 航空自衛隊の戦闘機の部隊は航空総体→方面隊→航空団→飛行隊と分かれていっていますが、飛行隊より小さい単位というのは存在しないのでしょうか? しようも無い質問だとは思いますが、よろしくお願いします。 黒犬 |
- 組織編成上の単位として、変則的だが警戒航空隊第601飛行隊傘下に2つの飛行班があります。第1飛行班はE2C(三沢)、第2飛行班はE767(浜松)をそれぞれ運用しています。
元はE2Cの部隊だったがE767導入に伴い、飛行隊を2つに分けて三沢・浜松両基地で活動しているというわけで。
他にも飛行隊よりは規模的に小さいが飛行隊並みの扱い受けている物として、南西航空支援飛行班がありますが、これも多少変則的な組織です。
なお、自衛隊に限らずエレメントという単位があるが、これは組織編成上のものではなく2機がユニットを組んで作戦を行うもので、当然、その時の状況によって飛行隊の中のどのパイロットでエレメントを組むか変わってきます。
アリエフ
- お礼が送れて申し訳ありません。教えていただきありがとうございます。
つまり飛行隊以下では定まった編成は存在しない。少数で行動を行うときはそのつど飛行隊の中から適当に選ばれる、という理解でよろしいでしょうか?
黒犬
- 戦闘機ではないのですが、海上自衛隊の場合「分遣隊」というのがあります。母体となる飛行隊から数機を抽出し派遣先で運用するものです。
テールコードを追いかけている人などは判るのでしょうけど、選び方や派遣の期間はよく判りません。もしかすると基飛行隊には帳簿上しか在籍していない可能性もありますね。
これは余談ですが、米空母の場合も電子戦機やCOD機等は分遣隊が艦上に派遣され運用されているようです。
tackow