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キューブリック監督の映画「博士の異常な愛情」に登場したB−52の形式を知りたいのですが、B〜F型のどの型なのでしょうか?(初期のA型と、映画公開以降のG型、H型は除いて) 1963年の映画なので、当時配備されていた機体(の記録映像)だと思うのですが・・・・・・。映画を御覧になった方で、ご存じの方が居られましたら、ぜひ教えて頂きたいのですが。 杉村徹 |
- 最近、タミヤの1/100B−52Dを入手し、これをヴェトナム迷彩でなく映画の様なシルバー(というか金属地肌か? 下面が白い対核塗装)に仕上げたいと考えました。・・・・・・が、D型以外だと難しいかな? とも。
杉村徹
- あの映画は何遍も見ました。
で、わたしの覚えているところだと、
冒頭はB-57のF以前なんですが、問題の低空飛行をするシーンになると
B-52Hの模型を使ってました。(低い垂直尾翼、ターボファンエンジン)
印象に残っているのは被弾の結果低空しか飛べなくなったB-52を
「低空飛行をすればレーダーにみつかない。」というようなセリフが
あり、おかしいなと思った記憶があります。
だってB-52Hって低空侵攻用ですよね。
被弾しなくても低空でいきますよね。
wittmann
- ゴミレス
映画の原作がハヤカワから『破滅への2時間』(?)として出ていて読んだ記憶があります。機種はB−52K(!)で、自己防御用に胴体尾端から発射する「ホーネット」空対空ミサイル(!)を搭載し、機体の愛称は「アラバマ魂」(?)だったような気がしました。SFに詳しい方、ご教示お願いします。
中年受験生
- ピーター・ブライアントの『破滅への二時間』(TWO HOURS TO DOOM)ですね。B52とソ連戦闘機との戦闘シーンは(著作時点での近未来ものとして)なかなかよく書けていたと思います。B52Kとホーネットミサイルは私の記憶でも中年受験生さんの仰るとおりです(機名は思い出せません)。たしかインド洋(ソコトラ島付近)から目標に向かい、爆撃目標はICBM基地じゃなくシベリアの工業都市(ソコロフ市?違うなきっと)。最後は目標寸前で撃墜され、起爆用の原爆は破裂するものの水爆は爆発しないという結果だったと思います。
蛇足
『博士の異常な愛情』 幻のパイ投げエンディング!
http://www.asahi-net.or.jp/~KZ3T-SZK/kub_str.htm
うーっむ、これならヴェラ・リンの「We'll meet again」の方がずっと皮肉が効いているな(でも、本当は無意味に明るいタートルズがカヴァーした「We'll meet again」の方が好きだ)。
カンタニャック
- 皆様、ありがとうございました!
>2
シーンによって型式が異なる・・・・・・なんだか「ザ・ドッグファイター」(81年・米)のF−4Eを思い出しました。
http://homepage1.nifty.com/kasatosi/hitokoto'99.html
(アグレッサー、というか“レッドフラッグ”もの。主人公の乗機はロングノーズのE型なのに、シーンによっては同じヴェトナム迷彩でもC/D型の記録映像に)
・・・・・・そうか、リン大尉の最初のヘルメットは、あの映画の影響か!
こうなったら、あまり気にせず(再現にこだわらず)D型のままストレートに組んでみようと思います。
>3
原作の方も、今でも入手できるなら読んでみたいですね。
架空のK型・・・・・・なんだか大石英司のデビュー作を連想してしまいました(^^;) あちらはB−1Dですが(ステルス化された上に、自機を狙うSAM相手のドッグファイトをこなすという代物で)。
>4
>パイ投げ
それはそれで見てみたい気も・・・・・・。キューブリック作品って、他に「FMJ」と「時計じかけのオレンジ」しか見てないのでスが。(^^;)
杉村徹
- オープニングのKC−135に給油されているのはD型ですね。
劇中の機内の様子を見ると、寝台があるのでH型のようでうね。
飛行中の模型とあっていますね。
なおG型の部隊引き渡し完了が1961年2月7日
H型の部隊引き渡し完了が1962年10月26日です。
飛行中の様子は模型でしたが、風景は実際の空撮のようで、B−17の
影が写っています。
B−52の影がB−17になっているのが御愛嬌。
ぼん