音速が出せるか、機体に制限があるかは知りませんが、Ａ−４系列でエンジン換装に使われているＦ４０４はアフターバーナーの無いモデルです。
ｏｏｉ

やはりアフターバーナーは外していたんですね。ありがとうございます。
こをり

外していたと言いますか、Ｆ４０４にもバーナーありと無しのモデルがあるんです。

元々Ａ−４（例では後期型Ａ−４Ｍ）が積んでいたのはＪ５２ターボジェットエンジン、これをＦ４０４−ＧＥ−１００Ｄと言うリエンジン用のモデルに積み替えています、ちなみにＦ４０４のバーナー無しモデルはこのほかにもＦ−１１７にＧＥ−Ｆ１Ｄ１と言うモデルがあります。

　下の参考を見て頂ければおわかりかと思いますが、Ｆ４０４は、元々積んでいるＪ５２に比べてＡ／Ｂ付きモデルの場合１ｍほどの長さの違いがあります、Ａ−４Ｈは元々全長１３ｍ程度の小型の機体ですからＡ／Ｂ付きモデルでは元のエンジンの場所にすんなり収まってくれないのはおわかりになるかと思います。

＞余談
　ちなみに、近代化改修でエンジンを換装しなかった例もあります。
　元のＪ５２よりＦ４０４は軽いのですが、出力が多少下回るのでエンジン換装に伴う軽量化とエンジン出力の低下を天秤にかけて有利な方を取ったわけです。

※参考：世界航空機年鑑１９９９年度版より
Ｊ５２−Ｐ−４０８
直径：814mm／全長：3020mm／重量：1052Kg／離昇出力：5080kgp
Ｆ４０４−ＧＥ−１００Ｄ
直径：880mm／全長：2260mm／重量：826Kg／離昇出力：4990kgp
Ｆ４０４−ＧＥ−４０２（Ａ／Ｂ付きモデル）
直径：880mm／全長：4030mm／重量：1035Kg／離昇出力：8029kgp／離昇出力Ａ／Ｂ無し：5421kgp
ｏｏｉ