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友人が「空自のF-4EJ改は乗員の訓練にも使ってるんだぞ」と言って聞かないのですが、本当にF-4EJ改は訓練にも使われているのですか?これからの訓練機はT-4とF-2Bで行っていく、という風に記憶しているのですが。 RF-4E |
- そりゃ、各飛行隊は要撃任務についてない時は訓練飛行してますから、訓練も任務のうちですがな。
SUDO
- 機種転換訓練は、その機種で受けんといかんですがな。
これはF−4だけでなくF−15でも同じですがな。
(他の実用機も同じだと思う。)
SAW
- F−4とF−15の機種転換訓練は新田原でやってたはずです。
ここで訓練を受けないと「俺はF−15で何年も飛んでるんだ。」とか言ってもF−4は操縦できなかったり(逆もあり)するみたいですな。
旅客機も同じ発想で「ジャンボ機で飛んでるから小型の旅客機は大丈夫なはずだ。」という理論は通用しないみたいで、その機種の操縦資格を得ないと操縦できないということのようです。
SAW
- すいません、言い方がちょっと誤解を招きました。
その・・・、「付随的な任務」ではなくて訓練目的で製造、配備された機
があるのですか?と聞きたかったんですけど。ややこしくて申し訳ないです。
RF-4E
- >これからの訓練機はT-4とF-2Bで行っていく
F-15を配備した飛行教育航空隊が存在する今となっては古い話です。
F-4EJ改にはこのような訓練・教育専門の部隊は現時点で存在しませんが、
つまるところどこで訓練するかという組織の運営上の問題でしかなく、
F-4EJ改を配備した部隊への配属が決まれば機種転換訓練が必要なことに
変わりはありません。
PT
- 空自の公式HPにパイロット教育課程の解説ページがあります↓
・http://www.jda.go.jp/jasdf/saiyo/kougaku.htm
F-4EJへの機種転換操縦課程は新田原の第5航空団で行われており、同地所属の第301飛行隊がマザー・スコードロンとなっています。
ちなみに同地にはF-15戦闘操縦課程および機種転換操縦課程を担当する飛行教育航空隊(第23飛行隊)も所在しています。F-15パイロットの場合、T-2やF-2Bに乗ることなくいきなりF-15で戦闘操縦課程を受けることになるわけですね。
ブラック・タロン