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AIM-9Xの試射の映像を見ました。 それで、疑問に思ったのですが、シーカーはJHMCSに対応して首を振りますよね。 もし、AIM-9Xが右の翼端に装備されていて、敵が左にいたらどうなるんでしょう? Sparrow |
- LOAL(発射後ロックオン)で撃つのでしょうから、HMSで方位データのみ与えられて
慣性誘導の後、空中でロックオンというかたちになると思います。
(ちなみにJHMCSは分かりませんが、XAAM-5の技術試験で使用した島津製作所製の
HMSはヘルメットに入っている磁石をキャノピーに設置したセンサで把握する
システムのようです。)
下のページでのPYTHON4が機動している図がありますので、イメージが掴み易い
かと思います。(しかし、TVC無しでこの機動は凄い)
http://www.sci.fi/~fta/python4.html
余談ですが、PYTHON4はラファエル社から空幕に対してかなり売り込みがあり、
技本のXAAM-5開発担当者はこのPYTHON4をかなり意識してました。
AP1
- ありがとうございます。
ところで、LOALってロックオン・アフター・ランチでロックオン後発射では?
質問してから思ったんですけど、機体をちょっとロールさせれば、シーカーに敵機が入りそう……(バカ)。
Sparrow
- Sparrowさん、混同してます。
発射前ロックオン、つまり従来のようにシーカーにロックオンさせてから発射
するのはLOBL(Lock On Before Launch)で、発射させてからロックオンさせるのが
LOAL(Lock On After Launch)です。(ローボルと言ったりします。)
XAAM-5があんな気持ち悪い機動ができるのも(笑)、最大前方射程がAAM-3の〇倍
なのもLOALができるお陰です。
下のページはAGM-114 Hellfireのものですがこんな記述があるので引用します。
ヘルファイア・ミサイルの発射方式には目標をレーザー・シーカーで補足する時期によりLOBLとLOALと呼ばれる2つの方式がある。
LOBL(Lock-On Before Launch)は発射前にレーザー・
シーカーで目標をロック・オン(補足)する。主に発射する航空機から目標を
直接目視できる場合に用いられる。
LOAL(Lock-On After Launch)はミサイル発射後に
レーザー・シーカーが目標をロック・オンする方式で、発射する航空機は丘や
樹木の陰からヘルファイア・ミサイルを発射する。
主に遠隔交戦モードの場合に用いられる。
http://www5.justnet.ne.jp/~weapon/hellfire.htm
AP1
- 上の訂正です。
(誤) (ローボルと言ったりします。)
(正) (ローボルとローアルと言ったりします。)
AP1