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2921 紫電一一型の一部は偵察機として使用されましたが、機体の改造とかはあったのでしょうか。(カメラの搭載、武装の軽減等)それとも無改造でそのまま使われたのでしょうか。
OCTPAQ

  1.  渡辺洋二氏の「日本の軍用機 海軍編」には、改造「紫電」には、胴体内に大型カメラが据え付けられており、台湾や南九州の偵察飛行隊がその機体を用いて沖縄方面の偵察飛行を行ったを記されております。
    二式砲戦車

  2. ご回答ありがとうございます。紫電の胴体ならば大型カメラも余裕で搭載できたでしょうね。胴体のどの辺りにカメラを積んだのでしょうか?
    OCTPAQ

  3. 詳しい設置位置については存じませんが、自分の考えでは座席後部が最も無理なく設置できるのではないかと考えます。
    二式砲戦車

  4. 20年1月に台湾へ進出した偵12飛行隊の「紫電」は座席の直後・胴体内下部に下向きのK8カメラを固定装備していたそうです。一方、同年三月頃に偵102飛行隊が偵察機として「紫電」の分隊を編成しておりますが、こちらはカメラ装備はなく、武装もそのままで、あくまでも目視による偵察を主任務としたようです。
    これより数ヶ月前、比島航空戦に参加していた偵102飛行隊のT少尉は、零戦の経験を買われて、部隊に一機だけ配備されてきた零戦52偵察型に搭乗し、台湾沖航空戦の戦果確認偵察を行なったと本人より聞いております。
    その零戦も、やはり操縦席直後にK8カメラを下方へ向け固定していたとのこと。
    現地改造かもしれないと同少尉は語ってくれました。
    ヒ連送

  5. >二式砲戦車様
    そうですね、ちょうどその辺りの胴体下面に点検孔蓋がありますのでそこに設置したのかもしれませんね。
    >ヒ連送様
    貴重なお話をありがとうございます。K8カメラ装備となると本格的な偵察機ですね。
    単座戦闘機改造ということで、操縦と偵察を一人でこなさなければならなかったと思うと、かなりの技量が必要とされたのでしょうね。
    OCTPAQ


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