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ジェット機の初期にプロペラ機と組み合わせた物があると聴きましたが、実際のところはどうなのでしょうか?なにか、メリットはあるのでしょうか? どこどこ |
- この種の機体には、たとえばライアンFR-1「ファイアーボール」艦上戦闘機などの機体があります。
初期のジェットエンジンは推力が小さく、最終到達速度は大きくても瞬発の加速が効かない(たとえば離陸の際に必要な速度に達するまで時間がかかりすぎる)ので、それを補うためにレシプロエンジンを積んでいました。
このFR-1は、実は最大速度は700kmにも達しないという(ある意味)失敗作でしたが、レシプロエンジンだけだと1200馬力級で到底この速度は出せないこと、またジェットエンジンを加速専門のブースターと考えれば、それなりに実用的な機体だったと思われます。
他の例としては、B-36Dなどのレシプロ爆撃機に、これも加速ブースターとしてジェットエンジンが使われた例はあります。
zono
- 後、当時のジェットエンジンは非常に燃費が悪かったので巡航用にレシプロを積んだとも聞いております。
所で、ジェットは回しながら飛んでったのでしょうか?空戦時のみ回したのでしょうか?
Mk
- FR-1 については離着陸時のみレシプロ(R-1820)を使用、飛行に移った後はプロペラをフェザーしてジェットのみで飛行するのが原則でした。
ささき