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思うのですが、大戦末期の日本海軍の搭乗員は大きな平均錬度低下をきたしていましたが、整備員に関してはそういったことを聞いたことがありません。 南方の島々や密林に展開する飛行場群には、飛行機は無くとも整備員は必ずいる訳で、搭乗員と違って、敵来寇の際も、特別便で撤退なんかもなさそうです。終戦までとりのこされたり、玉砕や、空母と一緒にもかなり亡くなってると思うのですが、特殊技術者と言う意味では養成に時間が掛かるのは同じだと思うのですが? Yakisaba |
- 小学生並の文法になってしまいすみません
Yakisaba
- ええ、整備技量も低下しているのは確実です。
具体的な数字はわかりませんが、ご指摘のような事例で大戦末期には熟練した整備員も不足していました。
SUDO
- そもそも整備の関係についてはあまり話題にならないと思います。
さて、昭和18年末だったかの整備の戦訓には、
『作戦の長期化に及び漸く整備術力低下の声を耳にし其の兆候は漸次顕著となり諸種の情況を総合し其の事実は否定し得ざるに至れり』
と書かれ、
・訓練の余裕がなく基礎術力が低下していること
・新型機材が現地に進出するにあたり準備が間に合わっていない
・航空部隊の急膨張に整備員の補充が追いついていない
などが挙げられています。
川崎まなぶ
- つまり、戦争末期の航空機の稼動率の低下は、機体や発動機の粗製濫造だけが理由ではなく、整備員の錬度低下もあるということですね。
みなさんありがとうです。
Yakisaba