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照準器について教えてください。一式戦や二式戦の初期型は眼鏡式照準器ですが敵機に照準を合わせるタイミングはどうしていたのでしょうか。眼鏡に片目をあてながらもう一方の目で敵を追っていたのでしょうか。 もう一つ、零戦は開戦時には光像式?照準器でしたが、陸軍戦闘機は眼鏡式なのは陸軍と海軍の考え方のちがいなのでしょうか。または中島と三菱の考え方の違いでしょうか。もしくは参考にした外国機の影響でしょうか。 ビギナー |
- 隼や97戦が装備した眼鏡式照準機についての資料は持っていませんが、その御先祖様である第一次大戦時の英国製アルディス(Aldis)についてならわかります。アルディスは無倍で筒内にヘリウム充填(曇り防止のため)、照準時にアイピースから5インチ(127mm)目を離して使用すること、その時の視野各は約 20 度であると記されています。望遠鏡のように片目をつぶり筒元に顔を密着させて使用するものではないようです。
ささき
- 世界の傑作機シリーズのナンバー13の陸軍一式戦闘機「隼」に映画「加藤隼戦闘隊」のスチール写真が載っているのですが、この写真では右目は照準器にピッタリ接眼して左目は閉じているようにみえます。実戦のパイロットがこの通りかわかりません。
この写真で気になったのですが、照準器の下部分がプラモデルのように切り欠かれていることです。この切り欠き部から吹き込む時速300キロ400キロの風はすごいものだと思うのですが、対策はしなかったのでしょうか。写真はセットでなく実機だとおもいます。
さぶ