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機銃についてですが、アメリカ製の戦闘機は20ミリ、ロシア(ソ連)は 30ミリが多いいですが、どうなんでしょう?大きくなるほど反動が大きくなると機体性能自体に影響があるとおもうのですがどうなのでしょう? センチュリーシリーズでは、機銃じたいなかったですよね。対空ミサイル 派そんなに信頼性があったのか疑問なのですが? 突撃部隊 |
- 戦後のジェット機時代のお話ですよね。
ジェット戦闘機の時代でも12.7mmとか23mmとか37mmとかの口径も採用されています。
しかしジェット機のパワーと重さ、速度、射撃時間の短さを考えれば、
そのくらいの口径では飛行性能に顕著な影響は出ないと思います。
(A-10の30mmガトリング機関砲なみの大きさと発射速度となれば別ですが)
それからセンチュリー・シリーズでも、最初から機関砲を搭載しない設計だったのは
本土防空用の迎撃機のF-102とF-106だけで、他のセンチュリー・シリーズは
機関砲搭載で就役しています。
便利少尉
- 大体、50〜60年代にかけて空対空戦闘用の機銃不要論が唱えられたこともあり、この頃の戦闘機で機銃を固定武装として装備していないものが結構見られます。ただ、ポッド式で胴体の下面等に装備する例なら、ソ連のMig21(初期型を除く)の23mm機銃、米国のF4ファントム(E,F等の型を除く)などの例が見られます。ベトナム戦で機銃の有効性が評価されたことが一つの要因ではあるが。
最もF102,106はドッグファイトなんて考えず、地上のレーダーを含む防空システムの一部として組みこまれて機能し、AAMで迎撃することを目的に作られたわけですから、ポッド式を含め機銃を装備していません。当時の対空ミサイルの信頼性ですが、地上からの管制・誘導指令の基、AAMを目標に向けて撃つという方式ですから、現在のものに比べ性能が低くとも当時としてはそれなりに機能したわけです。ソ連にも当時、同種の防空戦闘機としてSu−9、Tu−28がありましたが、機銃は装備していなかったようです。Su−15は途中からMig21同様の23mm機銃ポッドを搭載してますが。
ちなみに、F102に当初装備されたジーニ・ミサイルは核弾頭の無誘導式ミサイル(むしろ空対空ロケット弾と言うべきなのか?)で、強烈な爆発力で爆撃機を破壊するという代物でした。
アリエフ
- Mig21の場合だけど、初期量産型(フィッシュベッドC)ではMig17等にも使われていた30mm機銃が固定武装として胴体内に装備されていたが、レーダー搭載型(フィッシュベッドD)では機首部の重量が増加しすぎるため固定武装の機銃は廃止された。
大きくて嵩張るレーダーや電子装備を持つと共に、現在に比べて燃費が悪い当時のジェットエンジンに必要な機内燃料搭載量の確保をも考えると、大口径機銃の機内搭載を犠牲にせざるを得なかったということだろうか。
その後少し経ってから、機内をできるだけいじくることなく23mm機銃ポッドを搭載するという方式を選んでいるが。
アリエフ
- F-106には後にヴァルカン機関砲のウェポンベイ内搭載の改修があったと思います。
便利少尉
- >1
ほとんど茶々だけどF-110は機銃装備なしです。って、就役した頃にはセンチュリーシリーズじゃ無くなってますが。
あとF-111AもM61A1を積むことは出来たようですが、実際には積まないケースがほとんどだったとか。
F-117Aをセンチュリーシリーズに含めるかどうかは異論のあるところかもしれない。でも固定武装なし。(^^;
けい
- その辺の話は KANON in the AIR 戦後編で書くつもりですので…お待ち下され m(_ _;)m
ささき
- ↑ささきさん、ずっと待ってるんですが、、、。
ウーフー
- >5
えー、F-110の元になったF4Hの元になったAH-1案では
20mm機関砲が4門装備されていました。
ちゃんと「最初から機関砲を搭載しない設計だったのは」と書いているでしょう?
とネタ回答で受けてみました。
ま、いちおうそういった突っ込みがあるのも考えてはいたんですがね。
便利少尉