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前進翼についてですが。後退翼に比べて低速などにおいて優れてと聞きますがステレス性において劣るきがします。ロシアのSu-47ベクトルトとF-22とが、ドック・ファイトした場合どちらの方が優位性があるでしょうか? 突撃部隊 |
- 私はそれほど詳しい人間ではありませんが・・・・
F22,ベルクトは基本的な戦術に違いがあると思います。
例えばF22の場合はEWACSと連携して広域バンドで電波を拡散させての高速スキャン(つまり敵には探知しにくい)レーダーで敵を補足し、視界に入らないどころか、敵にはどこにいるのかもわからないほどの位置や距離からAMRAAMなどの対空ミサイルを発射して敵を撃墜、この時点で敵機をすべて撃墜するというのがF22の基本戦術といえると思います。F22はAMRAAMの搭載量が一機につき6発を搭載することができるため、敵の部隊がいくら多くてもかなりの数が(条件によりますが)この時点で撃墜されると思います。仮に敵の戦闘機が生き残ったとしても、高出力エンジンとヴェクターノズル、を使用しての高い機動性(といってもウソかホントか知りませんがF−14に負けたとか・・・)で敵を撃墜できるのではないのでしょうか?
一方、ベルクトの場合はこちらはまだ正式採用にもなっておらず、実験機が試作されている段階であり、実験もスホーイの自社予算でまかなっているため、実際にロシアで採用されるかどうかは怪しいところがあると思います。また、実際の性能が未知数なために正直答えようがありませんm(_ _)m
しかしながらフランカーがベースとなるといわれていますし、前進翼という形状からして、相当の機動性を持つのはまず間違いがないと思います。仮にフランカー以上に高性能な電子性能を持つのであれば、こちらも高性能な戦闘機になるというのはまず間違いがないでしょう。
腕にも差があるでしょうが、仮にF22vsSu−47が戦闘を行った場合には完全に近距離のドッグファイトならば「機銃戦ならベルクト」「ミサイル戦ならラプター」といった感じではないでしょうか?
画面の中の飛行機乗り
- そいえば最近の『ワールドミリタリーエアクラフト』の記事で
米軍のシミュレーションでイーグルがフランカーに
ほとんどの状況下で完敗したとか載ってましたが……(汗)
真偽は?
まるちぷる
- あまり雑誌とかは買わない方なので・・・
しかし以下のサイトではボーイング社の航空戦シミュレーターを用いてフランカーvsF−15イーグルの試験を行ったところ、フランカーがイーグルを撃墜したと記されています。興味のある方はこちらへ行ってみてはいかがでしょうか?http://sukhoi.s7.xrea.com/
それでは、また。
画面の中の飛行機乗り
- 最近、ロシアの次期戦闘機計画において空軍はスホーイに開発を発注しました。本決まりではなさそうですが・・・。コンセプトは「JSFより優れた機体で、F-22と同等の性能」だそうです(笑)。
機体はSu-47をベースに開発されそうですが残念ながら前進翼は採用されないようです。又、JSF同様STOVL型も予定しているとか。
507
- 件のシミュレーションにおいて脅威となっているのは機体の方ではなくて、AIM-9よりもオフ・ボアサイト能力や高機動性能を誇るR-73や、AMRAAMよりも射程が長いR-77だと思います。
機体の性能で言えば、レーダーの最大探知距離はF-15の方が勝っているし、低速域でないとSu-30等の高機動性は発揮できないと言われてますから。
米空軍でもAIM-9XやAIM-120+(射程延伸)を装備する予定ですし、
空自でもAMRAAMより射程の長いAAM-4(更に長いAAM-4改)やAIM-9X相当のAAM-5を装備する予定ですので当分はダイジョビかなと。
早くF-2にも搭載できるといいのに、AAM-4・・・・。
507
- >2
予算対策で、まず結果ありきのシュミレーションという気もします。
RT
- か……簡潔かつ物凄く納得できる御回答有難う御座いました(笑)
まるちぷる