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いつもお世話になります。 Spitfireについての質問です。Mk.VからMk.IX、あるいはMk.VIIに発展する際、発動機変更により機首の延長があります。発動機自体の重量もかなり増しているようですが、この時、胴体後部はそのままなのでしょうか? 重心ほか釣合に不都合が起ると思うのですが・・・。防火壁より後ろは寸法が不変といわれる外形からはわからない部分に変更があったのでしょうか? MB |
- 素人な私がお答えするのもなんですが。
航空情報別冊の「透視図探検」にてSpitfire解説の項で、Spitfireのバッテリーはかなり後ろにあるので、エンジン積み換えの時はこれの移動で重心を調節したのだろうという見解がありました。
(実際、透視図を見ると尾翼寄りの重心から離れたとんでもない位置にあります)
以上、ご参考になりましたら。
桜坂
- Mk.IXでは17.5 lbのバラストを尾部に装備したそうです。また、試作機時代の2枚ペラの機体は機首部にバラストを搭載だとか。
jas1
- とりあえず燃料タンク前5番フレームから尾部直前の19番フレームまでは、サイズ、構造に大きな変化はなく、上記の全タイプは共通のフレームを使った胴体です。
ただ、MK VIから尾輪が引き込み式になりましたから、それによる多少の重量増はあったのかもしれません。
また、尾翼回りはMK VIIあたりから出てきたとんがり帽子型の面積増加タイプ等があったりしますんで、その影響もあるかもしれません。
アナーキャ
- >1 おー、出てました、「透視図探検」みたら。(^^; お教えに感謝です。
>2 やっぱりバラストも有り、でしたか。デッドウエィトは抵抗感もあったでしょうにねえ。
>3 なるほど。尖端尾翼は無いのも多いようですが、尾輪の引き込み機構はたしかにそうですね。
これらの合わせ技でバランスというところでしょうか。
実は、全長が不足らしい某H社1/48キットの胴体を延長作業しながら、ふと思った疑問でした。
皆さんありがとうございました。
MB
- キットは長さはどうか知りませんが、後部胴体の断面が問題ではなかったのですか。
いっちょかみ
- ↑写真や図面複数と照らして寸法合わせするとですね、全長で短く後部が細いんですわ。国内資料の図面では、キットとほぼ同じのもあるんですがね・・・。
MB