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2797 水上艦に対して急降下爆撃を行ったところ、引き起こしが遅れて水面に足を突っ込んでしまったが、足が取れたまま飛んでいったJu87があったと聞いたのですが、本当でしょうか?また本当であればそのときの状況などを教えてください。
ちはや

  1. 想像ですが、J87 が脚を水面に引っかけたなら重心との位置関係で機首下げの力が働き、プロペラが水面を叩いてクラッシュしそうに思います。ただ、Ju87 には緊急用の脚投下機構(爆薬ボルトで切り離す)が付いていました。引き起こしが間に合わない、と思ったパイロットが咄嗟に脚切り離しを実行した様子が、地上から見ていて「脚が水面に引っかかって取れた」ように見えたのかも…??
    ささき

  2. 状況は違うと思いますが、Ju87より低速で小回りの利くソードフィッシュでは、
    脚が水面に接触したとき、とっさにスティックを引いて助かったと、
    「雷撃」に書かれていました。
    kazz

  3. 大日本絵画の「オスプレイ軍用機シリーズ22 ユンカースJu87シュトゥーカ 1937ー1941」に、以下のような記述があります。

    1939年のポーランド侵攻の際、ダンツィヒ(現グダニスク)湾口のヘーラを攻撃した4.(St)/TrGr186(第186空母飛行隊第4飛行中隊)所属のJu87C-0の1機が対空砲火により損害を受け、パイロットは不時着を決意して主脚投棄装置を作動させたものの、なんとか基地上空まで飛びつづけ、無事胴体着陸に成功しました。
    ドイツの宣伝機関はこの事例に目をつけ、Ju87の頑丈さをアピールするために「この機は急降下からの引き起こしが遅れたため、主脚が海面に接触して折れたが、そのまま基地まで飛びつづけた」というストーリーを作り上げ、報道したそうです。
    写真も公開されましたが、修正よって作成された偽物だそうです。

    恐らくご質問の件は、このエピソードに関するものであると思われます。
    ヒロじー


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