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防衛庁技術研究本部のトピックス↓ http://www.jda-trdi.go.jp/top/topics.htm で自己修復飛行制御システムの研究があったんですが。 この飛行機模型はいったい何なんでしょうか? 既存の機体とは違うようなのですが・・・。 たろう |
- 既存のどの機体とも違いますね。
研究としてはまだ初期段階のようで、壊れた舵面に対する「代わりの舵面」がはっきり分かる部分(尾翼⇔カナード)があったり、「垂直尾翼の代わり」を2枚のV尾翼に委ねていたりと、「同じ働きをする舵面を二重に持って片方が相方の損傷を補う」という基礎実験に用いられる模型だと思われます。
次の段階(〜実用機)としては、「本来は壊れた舵面とは違う働きする舵面を使って損傷を補填する」ことになる、つまりは「普通のカタチ」の機体になるでしょう。
Schump
- 国産のFSXに、似ている気がする。
中村
- あれは技本の航開3室でやってる先進実証機だと思われます。
全長は14m程度、全備重量は8.6トン程度、推力5トン級のエンジンを2基搭載する予定でした。
特にポストストール領域における運動性とステルス性の研究が主体です。
初飛行は平成17年を予定してましたが、今のご時世では全く分かりません。
自己修復飛行制御システムについては、MHIが技報を公開していますので
ご覧になって下さい。
http://www.mhi.co.jp/tech/htm/00391/P032.pdf
AP1
- S-37のような幅の短い尾翼が付いてるように見えるのですが、どうでしょうか?あの画像ではよく分からないので(汗)。
507
- >3
(本筋外失礼)
模型自体は数年前に英国から出た「日本の次期主力戦闘機の絵」に似ているのですが、先進実証機の形態としてはカナードはボツにする方向に傾きつつあったのではなかったでしょうか。
Schump
- >5
外観図の画像でもアップできれば理解が早いと思うのですが、表紙に思いっきり
「取○注○」と書いてあるので、それもできません。(^^;;
取り敢えず、自分が以前見た模型や資料にはカナードが付いてました。
見た感じとしては寸詰まりのYF-23にカナードを付けたみたいでしょうか。
最近は付き合いが無いので、どうなっているかは分かりません。
要素研究は細々と続いていると思います。
AP1