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2761 すみません。2748で航空機銃についてご質問しましたが、また
疑問が…

大戦中、ソ連は見てみると12.7とか20mmの航空機銃を使っているのに
なぜ戦後に17mm、23mmといった“半端な”数字の機銃を使いだした
のでしょう? 彼らなりの理由があったのでしょうか?

よろしくおねがいいたします。
まるき

  1. 23mmは戦前からデンマークのマドセン社の機関砲があります。P-36の試験型やp-38の初期、XF-5-Fなどに搭載されています。
    大戦中のソ連空軍機だとシュトゥルモビクがVYa23mmを装備しています。
    http://www.battlefield.ru/armaments/vya.html

    ただ、こらがマドセン系かどうか、弾薬に互換性があるかは存じません。
    http://www.geocities.com/Pentagon/Base/1852/25mm.html#9

    17mmというのは何に搭載された物ですか?上記のサイトにはないようですが。
    よしえもん

  2. 17、は記憶がちがっていました。すみません。しかし、なぜ“23ミリ”と
    いう数字? どこから出てきたのかが疑問だったのです。

    まるき

  3. 0.9インチ=約23mmってことかなあ?
    よしえもん

  4. 23mm VYa は 23x152B 弾使用でガス圧作動、マドセンは 23x106 弾使用で反動作動ですから全く別のものです。

    機銃の口径選択に特に理由はありません。想定する目標、それを破壊する為に必要な弾頭重量、それを必要な初速で打ち出す為の薬量、機関部重量、携行弾数などから最適と思われる口径が選択されるだけのことです。12.7mm から 20mm の間に口径が少なく(12.7, 13, 13.2, 14.5, 15 くらいしか例がない)、20mm から 40mm までの間がかなり密に埋まっている(20, 23, 25, 27, 30, 35, 37 が挙げられる)のは、別に好き好んでそうした訳ではありません。12.7mm を超えると機関部重量は人力運搬の限界を超えるようになり、しかし機動砲の口径として 20mm 未満では威力不足だという事だと思います。57mm〜75mm の間に口径例が少ないことにも似たような理由が挙げられると思います。

    ささき

  5. ははっ、よくわかりました。ご丁寧なお答え、ありがとうございます。

    まるき


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