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太平洋戦争中日本戦闘機の1丁あたり搭載弾数について教えて下さい。 1 隼、飛燕の12.7mm弾数:一般に250発(270発の記述もある。)とされるが、弾 倉スペースがもともと7.7mmで500発搭載できる容量ならば、12.7mmで300発程 度搭載可能と考えます。また、隼が12.7mm2丁で合計500発ではあまりに少な いと思いますし、飛燕は5式戦になって12.7mm弾数が500発に増えていますの で積もうと思えば規定以上に搭載出来たのではないかと考えます。 2 飛燕マウザー砲搭載弾数:飛燕パイロットの小山氏は120発と発言しているが弾 倉スペースがもともと7.7mmで500発搭載できる容量ならば、20mmで190発程度 搭載可能と考えます。 3 零戦の13.2mm搭載弾数:一般に弾数の記述は少ないものの機首230発、翼240発 という記述があります。機首は弾倉スペースがもともと7.7mmで680発搭載でき る容量ならば、13.2mmで400発程度搭載可能と考えます。 4 紫電改の20mm:いろいろありますのでよくわかりません。局地戦の雷電が片翼 で190発と210発を搭載(合計800発)していることから、戦闘機として設計さ れた紫電改は雷電と同程度以上の弾数を搭載していると予想されます。 以上、よろしくお願いします。 つっち |
- 零戦の13ミリ弾数は、取説に胴体内230発、翼内片銃240発とあります。
13ミリ230発は32.5kg、7.7ミリ700発は23.8kgで、すでに重量増加があります。400発では重過ぎるのでしょう。
紫電改についても同じく取説では、総計800発。ほかの資料でも一銃約200発としてあります。外翼側の銃については過荷重で250発まで搭載可能です。
片
- ↑ちょっとわかりづらくなってしまいました。
紫電改は基本的には200発×4。増加装備として200×2プラス250×2になるということです。
弾倉の正面積のようなもので考えておられるのかもしれませんが、いずれの場合も重量でみるのが大事かと思います。
片
- 「片」さん ありがとうございます。
おっしゃるとおり、弾の重量がポイントなんですね。特に馬力に余裕のない零戦にとって、重量増加は戦闘機としての機動力の低下そのものであり、設計上無理な搭載はできないものと考えます。なお、ひき続き、今回の他の質問の「隼」、「飛燕」についてご存知の方ご教授の程よろしくお願いします。
つっち