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2737  Me163についてお聞きします。ここのデータベースで12100mまで3.35分とありますが、これは現代の旅客機やジェット戦闘機と比較してどう何でしょうか?また、当時のドイツ戦闘機の上昇時間はどうだったのでしょうか?くだらない質問かもしれませんが、航空機についてあまり知らないのでよろしくおねがいします。
ベルデハ戦車

  1. 旅客機はわかりませんが、60年代以降のジェット戦闘機ならこれよりも速く、凡そコメートの1/1.5程度の時間で駆け上がります。
    また大戦機の場合12000もの高度に上がる事がそもそも無理に近くなります。
    まあ大体6000まで5〜7分というのが当時の一般的な戦闘機の上昇時間で、これより上に上がるとなると非常に時間がかかります。
    SUDO

  2.  早速お答えいただきありがとうございます。もしよろしければ、参考にF−104、F-4やボーイング747、エアバス340の性能についてお願いできませんでしょうか?掲載されているサイトでも結構です。
    ベルデハ戦車

  3. こんなん検索エンジン使えば一通り出てくるんですが

    ファントム
    http://www.boeing.com/defense-space/military/f4/bluebook/record.htm
    スターファイター
    http://www.starfighters.nl/f104-info.htm#Supreme_state_of_the_art

    旅客機のは、実用上昇率(営業上許される範囲)は色々ありますが、まあ戦闘機とは別次元です、気になるならclimb 747 RATE あたりをキーにして検索すると良いかと思います(っていうかマニュアル見れば良いか)
    SUDO

  4. ああ、ファントムのは記録用のスペックですんで、ちょっと現実とは違います。
    まあ、大概の現代戦闘機はかなりの装備でも12000まで2分ぐらい、軽装備やパワーの余ってる奴なら1分半ぐらいで上がってしまうと言う事です。

    SUDO

  5. #現用機
     ビジネスジェットやジェット旅客機の場合、海面(〜高度3000m程度までの)上昇率は毎分3800〜4000ft(約1150〜1200m)に制限されています。これは機体性能の限界ではなく、室内を与圧しているので、外気の急減圧が機体構造に悪影響を及ぼすとか、与圧が追いつかなくて乗客が不快であるとかいう要因によるものでしょう。具体的な到達時間の例としては、B767が「標準的な中距離運航(定量的な条件不明)」において12500mまで14分、というところだそうです。
     戦闘機で分かる限りのところを列記しますと、
      F-4E:海面上昇率毎分15100m
      F-14A:海面上昇率毎分9140m
      F-104(G?J?):サイドワインダー2発搭載で12200mまで2分10秒

    (おまけ)
      Me262:海面上昇率毎分1200m弱、9000mまで13分12秒
      キ44II:高度3000m以下での上昇率毎分1200〜1250m、9000mまで12分30秒強
          (増槽なし・機銃弾満装填?)
    Schump

  6. 当時のドイツ戦闘機の場合
    まずBf109(単位min)
    --------E-3--T-2--F-1--F-2--F-4
    1000m---1.1-------1.0--0.9--0.85
    2000m-------------2.1-----------
    3000m---3.6-------3.2--2.55-2.6
    4000m-------------4.3------------
    5000m-------------5.4--5.2------
    6000m---7.75-6.4--6.5-----------
    7000m-------------8.3-----------
    8000m--------10.0-10.5-----------
    9000m-------------13.7-----------
    10000m------------18.7-----------

    -------G-2--G-6--K-4
    1000m---------------
    2000m--1.5----------
    3000m-------2.9-----
    4000m--3.2----------
    5000m------------3.0
    6000m--5.1--5.6(5700m)
    7000m---------------
    8000m--7.6----------
    9000m-----------
    10000m-12--------6.7
    12000m-----------10.2

    Fw190はA-8の場合
    離陸重量4300kgで巡航最大で
    6000m 9.1
    7000m 11.4
    8000m 14.4
    またブーストで(1.42気圧/1.65気圧)
    6000m 7.5/6.8
    7000m 9.2/8.6
    8000m 11.4/10.7

    D-9は
    2000m 1.64
    4000m 3.39
    6000m 5.43
    7000m 6.69
    8000m 8.26
    9000m 10.32
    10000m 13.39

    その他
    Do335A-0
    1000m 1.3
    2000m 3.0
    4000m 6.0
    6000m 10.0
    8000m 14.5

    He162A-2
    6000m 6.6

    Me262A-1A
    6000m 6.8
    9000m 13.1
    10000m 26
    とぱっとしませんが、ただし上昇スピードが
    1000m 460km/h
    2000m 475km/h
    4000m 500km/h
    6000m 525km/h
    8000m 550km/h
    10000m 625km/h
    12000m 700km/h
    と上昇中のスピードが速いためレシプロ機
    のスピードでは捕捉できなかたそうです。

    参考図書
    図解版・軍用機シリーズ10
     メッサーシュミットBf109/フォッケウルフFw190
    第二次世界大戦ドイツ戦闘機:航空ジャーナル別冊
    フォッケウルフFw190 その開発と戦歴:ジャン・ベルナール・フラッペ
    WARPLANE OF THE THIRD REICH:WILLIAM GREEN
    THE FOCKE-WULF Fw190:GORDON SWANBOROUGH,WILLIAM GREEN
    MESSERSCHMITT Bf109:WILLIAM GREEN
    WINGS OF THE LUFTWAFFE:ERICK BROWN
    Me262 VOLUME3:RICHARD SMITH,EDDIE J.CREEK
    MESSERSCHMITT Bf109 A-E:WILLY RADINGER,WALTER SCHICK
    MESSERSCHMITT Bf109 F-K:WILLY RADINGER,WOLFGANG OTTO



    バウアー中尉

  7.  ありがとうございます。みなさんのデータ、すごく助かりました!
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