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B-29による夜間低空?無差別爆撃について教えてください。過去ログ検索してB-29に対する攻撃は、パイロット、尾翼、主翼の胴体との接合部分、胴体 だというとこまでわかったのですが。 1 高度何メーターぐらいで爆撃を行っていたのでしょうか。(高射砲でかなりの数迎撃できたと過去ログにありましたが) 2 サーチライトの眩しさ(当時の呼び名がわかりません、すみません)でかなりB-29は視界を奪われて、夜間戦闘機月光等の接近には有効だったのでしょうか。 過去ログにあるようでしたらお教えください。お願いします。 zero22 |
- 投弾高度は、任務、時期、目標によっても変化があります。
大まかな傾向としては時期が下がるほど高度が上がります。
最初期の3/9〜10東京空襲でには3000m程度(先導機は1500m程度)。
終戦も近い8/8の八幡空襲では5800とか6900m。
こうした高度指定は、明らかに対空砲火への対策を意識したものです。
八幡では高度な抵抗が予想されていたのか、この時期でも特に高めな投弾高度が設定されています。
片
- ついでに3月10日に米軍が確認したといっているサーチライトの数をご紹介しておきましょう。
木更津12、姉ヶ崎6、五井14、茂原8、房総のもう少し南10、羽田6、東京市中心部50〜100、東京市外縁100、船橋20、さらに北総の方へ27、銚子15、父島4。
片
- 片様、ありがとうございました。どうもBー29っていうと10000メートル以上の高空をすぐイメージしてしまいます。3000mなら当時の高射砲で十分射程内だと認識します。サーチライトもそんなにあったとは。ありがとうございました。
zero22
- サーチライトはこれは実数ではなく、あくまで米軍側の観測です。
迎撃してきた日本機の数も、米軍側ではかなり多めに報告していますし、目安程度に思っておいたほうが無難と思います。
片