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黎明期のものは別として、ある程度ちゃんと飛べて機動可能な飛行機で、鳥の尾羽のように、 「垂直尾翼がなく、一枚の平面状の尾翼を左右に傾けて水平成分を発生させる」 仕組みのものってありましたでしょうか? はたの |
- 鳥の尾羽とは前後が逆ですが、震電の空力特性調査用に作られたモーターグライダー MXY-8 は前翼部分が回転(左右に傾く)し、これによって通常のラダー操作を置換していたと記憶します。
ささき
- 教えていただいておいて恐縮なのですが、
震電の試験用のはMXY−6とする情報があるのですが・・・そして垂直安定版はあるようなのですが、あれがラダーなしの単なる安定板・・・だったのでしょうか?
MXY−8ですと、秋水の試験用の秋草という情報が多く、見る限りエンテもないのですが・・・。
はたの
- 「MXY6」が正解です。
同機には、垂直安定板はありますが方向舵はなく、ささきさんのおっしゃるような方法で操舵します。
片
- ゴメンナサイ、勘違いでした<MXY6と8。で「鳥の尾羽のようなエンペナージ」ですが、かなり強烈なカップリング(ラダー操作が機首の振りを生む)を伴うことが予想されますので、実用機に採用した例は少ないと思います。フライバイワイヤを使えば仮想的にデカップリングできるので、今後は巡航性能やステルス性向上を目的に採用する例が出てくるかも知れませんね。
ささき
- >4. ラダー操作が機首の上下振りを生む、です。(_ _;)
ささき
- おふたかた、ありがとうございます。
飛行機と鳥をつれづれと眺めるに、鳥の「尾羽」は
縦長で揚抗比が悪そうではありますが、そのぶん華奢にできて重量では有利そうで、かつ、表面積の節約にはなりそうだなあ・・・と思ったのです。
面積の増減(開閉)・左右・上下・傾きの4自由度の微妙な制御がなかなかに難しいのですね。多く調べたわけではないのですが鳥の重心はほぼ空力中心と一致しているようなので、余計に、でしょうか・・・。
はたの