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現在の空対空戦闘機の性能はどこで決まるんでしょうか? デカルト |
- 技術力と生産管理と運用では?
sj
- ↑そう言っちゃえば、そのとおりですけどね。
ドッグファイトに有利な機体性能と考えるなら、結局は加速力の高い機体
ではないでしょうか?つまり空戦中いかにエネルギーを失わないか、また失っても
いかに早く回復できるか、で決まると思います。
これはWW2期から変わらないと思います。
でまあ現実問題、今のAA戦闘ではAWACSの存在など、優秀な電子戦装置で決ま
るのでないでしょうか。
個人的にはAAMキャリアーが使える気がしてならないんですが。
ド素人意見ですので、訂正お願いします。
taka
- 「現代の空対空戦闘のありかた」自体が問い直されていますので、「誰にも正解はわからない」というところではないでしょうか。
ささき
- 搭載ミサイルの性能ではないでしょうか
湾岸戦争では機関砲は使わずにミサイルのみで撃墜していたみたいですし
星芋
- >6
戦闘機ではなく攻撃機ですが、湾岸でサイドワインダーのロックオンに失敗したA-10が機銃でヘリを撃墜したりもしてます。ミサイルの比重が大きいのは確かですが、それだけではないと思いますよ。
ヒロじー
- あまりにも不確定要素が多すぎますし、現代の戦闘機はハード面だけでなくソフト面の重みも非常に大きくなってきていますから、その機体を取り巻くウェポンシステムの枠組みにいかに適合出るかが肝心なところではないでしょうか?
(逆にいえばいくら優れた機動性を発揮しようが、それで編隊を崩してしまうようであれば実際には使えない、ということにもなるかと思います。
烈風天駆
- >6. 機体の運動性能に乗員が耐えられない(過大なGで失神する)という話もありますね。米空軍は F-22 の為にわざわざ新型Gスーツを開発したとか。高度なステルス性とデータリンクを活用した BVR 戦闘能力を売り物とする F-22 にドッグファイト性能を追究するのは何か騙されているような気も…?それほど、現代の戦闘機の性能は最適化しにくいという事なのでしょう。
ささき
- >7
TVで実験の様子を見ました。
最大12Gに耐えられるスーツとかで訓練装置で実験してましたけど、屈強なパイロットが一度目は見事失神(笑)、二回目でなんとか12Gまで耐える事ができました。
でもあれじゃあ・・・(汗)。
私は今後「戦闘機」の空対空戦闘としてBVR戦闘が主流となっても、「絶対当たるミサイル」でも出来ない限りドッグファイト性能を落とすことは無いように思います。
今現在は(仮想)敵国の戦闘機との性能差(運用、支援体制含めて)が開いてるから一方的に対処できるのであって、同様の支援体制、機体性能を持つ国が今後とも出ないとは言い切れないですから。保険みたいなものなのかな(ムツカシイです)?
507
- 高度なステルス性とデータリンクを活用したBVR戦闘能力を売り物とするF-22にドッグファイト性能を追究するのは何か騙されているような気も・・・?> 敵も、いずれ本格的なステルス機を開発するだろうから、ドッグファイト性能は必要になりますよ。
ザイドリッツ
- F-22のテストチームでしたか「F-22がドッグファイトするとしたら、それはどこかでなにかの間違いが起った結果である」、要するにそうなる以前に相手を墜とすのがF-22であるとの主旨で発言してましたが、「どこかでなにかの間違い」が起るのが実戦だろうと思いますし、それを認識した上での言葉だったろうとも感じます。
MB
- BVRであろうが、高機動性は欲しいよ。
ふつーに考えてみれば判るが、ミサイルの誘導だって収束性のあるモデルが採用さ
れております。ってことは、より高確率にヒットするリードアングルをいち早く採
って発射したほうが中・長距離であろうが有利であることは確か。
ついでに言えば、F-22の高機動性はステルス性能にも影響しますね。同じRCS であ
っても、移動相関フィルターを騙す機動を採ることが可能ならば、その低RCS によ
る低電磁波視認性をギリギリまで発揮することが可能です。意外に知られてないの
かな?この事実。
移動相関フィルターに関しては、各々調べること。
sorya
- >11
相手がフェーズドアレーなら誤魔化せないのでは?
BOM
- >>BOM氏
フェイズドアレイなら騙せないという根拠は?(笑)ちょっとフェイズドアレイに
関して幻想を抱きすぎですよん。その言い方は。
フェーズドアレイだろうがパラボラだろうが、結局受け取るデータは、時間−電圧
曲線。つまりは電気信号でしかありません。その中から必要な情報「だけ」を抽出
するにどうするか?という問いに対する答えが、移動相関フィルターなんです。
sorya
- >soryaさま
既知の慣性パラメーターに基づくカルマンフィルタを利用した位置予測なんて
ものでしょうか。ECCMとしてディセプションへの対抗策として使われている
なんて聞き及びますが。。。
教導隊パイロットOBからご高説を伺った時に、機動により相手のレーダーから
消えるというような戦技をよく使っていた仰っておりました。
AP1
- >13
スキャンレートが滅茶っぱやならノイズの中から航空機の運動を抽出するのも楽だと思ったのですが・・・
まさかUFOが相手じゃないだろうし。
BOM
- >>BOM氏
あーのーねー(苦笑)
そりは余りにもお粗末過ぎる推測だぞね。
せめて信号処理の再初歩くらいは学んで欲しいとつくづく思う。
スキャンレートを上げるってことは、無駄なノイズを大量に拾う事を意味するんだ
が、そのことを判って言っているのだろうかね?レーダーってさ、一見何もない空
に発射しても、天使たんやら、雨粒やら色々なモンから反射するエコーを拾ってく
るんだよ?
その大量のノイズを含んだ信号から、有意な目標を抽出するにはどうすれば良いの
か?そして、その追尾はどのように行えば良いのか?をご自分で調べて戴ければ、
ほんの数フェムトグラム程度でも、その難しさは判ると思いますよ。ヒントは与え
たからね。
>>AP1氏
カルマンフィルタは、、、、既に管制用にも用いているくらい、今では非常に普通なフィルターだったりしますが、基本的考えは全く一緒です。まぁ、カルマンフィ
ルタの起こりは、スケルチ落した画面を用いる、「人間藪睨みフィルター」という
話もありますが(笑)<=これが笑えないことにちゃんとした訓練を積んだ人間なら
ば、それなりに追尾できるんだわ。シグナルインテンシティが低くてもね。そおい
う意味では、人間が持つ環境適用フィルターってとても恐ろしいです(つくづく)。
そりはそれとしてと。移動相関フィルタの基礎さえ判っていれば、ハンパな自動追
尾からは比較的簡単に逃げられます。その方法を言う気力すらないけどね。まぁ、
良く話に出るのがコブラ機動だけど、あったら博打を打たなくても、公開されてい
ないだけで、それなりの機動法ってのは、各国で開発しています。
sorya
- >16
その「難しさ」というのが素人である私にはわからんのですが、その素人考えによると、いくら高機動といって有人戦闘機がそんな非常識な機動を行うわけではあるまいし、超高速でスキャンすれば飛行機らしい動きをしているものを選り分けるのは簡単ではないか?と思った次第です。
先にも言ったとうり難しさはわからんです。しかしスキャンレートが低いよりは高いほうが誤魔化しにくいとは思います。もっともRCSが低ければそれだけノイズに紛れるのもたやすかろうとも思います。
BOM
- >>BOM氏
それは、、、悲しすぎるほど無知すぎ。RCSも含めて。
俺、F-22でも探知する自信があるよ、50nm以上で。現代のレーダーを嘗めすぎ。
と、いうよりステルスの効能をピュアに信じすぎ。
これは実体験なんだけど、弾道取得用(ただし、部品は汎用品)のレーダーを用い
て、地上1m程度を走るM5のAPFSDSの位置及び速度計測したばかりか、離脱するサボ
ーの挙動まで計測している。位置精度は±30波長以内。絶対速度精度は0.1%以内。
APFSDSなんて翼含めてもRCSが40mmφあるかどうか。
何故このようなことが可能なのかを考えてみること。ちなみに吊るし品を用いてい
るって事実を忘れないでね。(Xバンドってこったの汎用品ってこった)
それとっと、、、、高速スキャンレーダーの方が見つけやすいっていうのもちょっ
となぁ(苦笑)軽トラいっぱいの砂利の中から特定の石を1個見つけるだけで良い
作業をわざわざ4tトラックいっぱいの砂利の中から行うことがそんなに必要なのか
ね?その利点はいずこに?イメージ?ま。「高速目標を確実に追尾」するためには
高速スキャンを行う必要があるがね。位置予測ができんし。
ともあれ。だから自分で速度相関フィルターを調べろといってる訳さ。前述のカル
マンフィルターなんか、本来は各輝点の「相関係数つまりは移動相関確率」を計算
するだけに過ぎないのだよ。実際の処理は現在及び過去のベクトルから考え出され
る行動予測体積(台風の未来位置予報みたいなもんだな)に対して相関演算を行う
シロモノであり、その処理は往々にして外れるのよ。台風の位置予測も外れること
があるだろう?では、何故にその位置予測が外れるのか。それが何に起因するの
か。そういう因果関係を考察することは自称素人さんでも可能ではないのかね?
素人だからなんていってる暇があったら、自分で調べろってのはそういうこと。
sorya
- 追い討ちかけるようで悪いんだけれども、武器・装備関連の質問に答えるためにレーダー屋さんにお話を聞いたら、スキャン速度を上げるっていうのはリスクが大きいんのだそうです。横方向分解能か測距限界距離(≒覆域)か目標識別のための参考情報の量かのひとつ以上を犠牲にしなくちゃいけない。
サンプリングレートの向上、という意味はあるのかもしれないけれども、TWSをやろうとすれば「覆域を保ったまま=スキャン速度を落とせない」という矛盾を抱え込むし、少々のスキャンレート向上なら目標の運動を推定するソフトの能力向上で代替できる(台風の進路予測なんかはまさにこれ)ことを考えれば「単一目標の探知・追尾」のためにはスキャンレートを上げる意味ってほとんどないのではとも思われます。
するとフェイズドアレイの意味は?となるんだけど、他目標同時追尾(個々の目標に対するスキャンレートは従来どおりでタイムシェアリングによる掛け持ちが可能になっただけ)とかアンテナ面を複数目標・モードに同時使用する(ただし各目標・モードに割り当てられるアンテナ面積∝送受信電力〜レンジは減少)といった曲芸ができるということに限られるのかもしれないのかと愚考。
Schump
- はっ、私ごときの知識と頭脳でいかほどのことができるかわかりませんが、鋭意努力いたします(汗)
BOM