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250`爆弾を搭載した特攻機が命中した目標艦に与えるダメージは、250`爆弾単体が命中した場合のダメージと比べて、どの程度威力が増していたのでしょうか?。 若葉印 |
- 装甲に対する貫通力という点では撃速の小さい体当たりより単体での急降下爆撃のほうが優り、更に高高度からの水平爆撃が優れます。
実際に日本側で実験も行われているのですが、装甲された目標に限って言えば体当たり攻撃の威力は爆弾単体の命中に劣ると考えて良いと思います。
BUN
- 早速のご回答ありがとうございます。
駆逐艦など小艦艇への突入例を見比べていると、特攻機が命中しても沈没しない事の方が多く、特攻って意外と威力が無いんじゃないかと思い、自分でも調べたのですが明確な答えが出なかった為、質問させていただきました。
ただ各種特攻戦果の資料を見る限り、小艦艇と比べて空母(特にエセックス級空母)の方が突入機数の差を考えても、意外とダメージを受けているよう見受けられます。
航空燃料や弾薬などの可燃物が多く搭載されている為、突入された際にそれらに引火して被害を大きくしているようですが、珊瑚海、ミッドウェ―、南太平洋などでヨークタウン級空母が受けた損害と比較しても、防御が強化されているはずのエセックス級空母が特攻機により受けた損害が大きすぎるように感じるのですが、これはどうしてでしょうか?
若葉印
- 突入した特攻機の燃料が初期火災を広げさせているのではないでしょうか?
SUDO
- 防御が強化されているといっても、
それは主として船体のことです。
また、ある意味ヨークタウンより増大した搭載量=危険物が
被害を拡大させた側面もあるでしょう。
勝井
- レイテ沖海戦では、たった一機の彗星の降爆(25番?)を喰らった軽空母「プリンストン」が沈没してますし(おまけにプリンストンの救援に向かった軽巡「バーミンガム」にも甚大な損害)、九州沖航空戦では99艦爆の降爆3発を喰らったエセックス級「フランクリン」は沈没寸々の損害を被り、戦死者832名。同「ワスプ」は一発被弾で戦死者302名。通常攻撃のほうが威力があるように思えるのですが。
NX
- 結果からいえばミッドウェーの日本空母が二発〜四発の数少ない被弾によって失われたことについて、ダメコンの不手際から失われたと思っている人が少なからずいるのには困ります。
ロックマン
- 大変お返事が遅れましたが、皆様様々なご回答ありがとうございました。
若葉印