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どうして、A26インベーダーとA20ボストンは、ミッチェルやマーダーのようにBの記号が付けられずにAだっだのでしょうか? まさのり |
- Aは攻撃機(Attacker)を示す機体符号なわけですが、米陸軍航空軍的には戦略航空作戦に使うつもりのない、純粋な戦術爆撃機をしめす類別です。
攻撃機部隊は前線近くの戦術目標への航空攻撃を主任務とし、爆撃機部隊とは原則として目的が異なる作戦を与えられます。
実際には双発爆撃機装備の爆撃機部隊もこうした任務を兼任したために違いが目立たなくなりましたが、基本構想としては棲み分けがなされていたのであり、その構想に従って機体は開発されていたわけです。
まなかじ
- 本来軽爆は単発なのですが、軽快な小型双発機の方が軽爆の任務に適しているとの考え方があり、A-20採用とその発展型としての万能機A-26開発に繋がっています。生い立ちが違うのですが結果的に同じような機体になっていますね。
BUN
- それ自体は試作どまりの失敗作ですが、双発複座軽爆のカーチスXA-14/Y1A-18というのがありますね。
水平/緩降下爆撃用の単発攻撃機(軽爆)としてはA-12やA-17がありますが、Y1A-18以降、水平/緩降下爆撃用軽爆には双発多座タイプ、どれも大成はしていませんが急降下爆撃用軽爆には単発複座タイプと分かれたように見えます。
まなかじ
- A26はB26が退役した後B26と形式名が変更されています。
富士