2618 |
大戦中のソ連戦闘機が飛行場に並んでいる写真を見るといかにも塗装が安っぽそうな印象を受けます。塗装に手を抜いたのはとにかく飛行機の数をそろえることを重視したようですがどうして無線機や照準器のような大切な部分までお粗末だったのでしょうか?(ソ連側としても西側連合国から送られた戦闘機でも機体性能はともかく無線機や照準器が高性能で嬉しかったとか) ロックマン |
- 日本も照準装置や無線機はお粗末でしたが、別に手を抜いたわけじゃなかったです。
ソ連の場合も、そこらの出来がイマイチだったにすぎないのではないかと想像します。
SUDO
- 大戦中のソ連機には照準器が無く、前面風防ガラスに十字線を書いただけの機体もあったそうです。また、戦車にもペリスコープを取り着けていないものがありましたので、おそらく独ソ戦初期のソ連軍は、急な独軍の侵攻に対抗すべく、機材の員数合わせを第一に考えたのではないでしょうか?
ワレアオバ
- 追記です。
無線機についてもT34などでは、初戦では搭載していない車輛も多く見られます。そのような車輛ではアンテナ基部があっても、アンテナがないです。基部そのものが無い車輛も見受けられます。ですから、航空機においても粗末あるいは、搭載せずという機体も多数あったと思われます。ソ連機に詳しい方、お願い致します。
また、質問とは外れますが、クルスク戦時のT34には数合わせの為に無塗装錆色のものもあったそうです。ロールアウト時に塗る暇がなかったと思われます。
ワレアオバ
- SUODさんの仰るのが実情かと思います。
ドイツ軍でも(少なくとも侵攻戦当時では)指揮官車の無線機は送信、受信可能な物ですが指揮官車以外は受信機のみ搭載で運用されていた様です。
これは、お粗末と言うより運用上の観点とコスト上の観点から見た方が良いでしょう。
2HB