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第二次大戦終了から、ハープーン、エグゾセ等の空対艦ミサイルが登場するまで、 航空機による対水上攻撃にはどのような方法、兵器が使われていたのでしょうか。 白井 |
- A-1 スカイレーダーの装備品だと、魚雷とロケット弾ですが他の国ではどうなってたんでしょうね?
イギリスなら ブラックバーン・ワイバーン攻撃機がありましたけどね?。
装備については、資料を見たことがないです。
kazu
- 空対艦誘導兵器は一応第二次大戦中から存在しますが、主体を為したのは爆弾とロケット弾でした。
フォークランド紛争ではスカイホーク等が超低空侵入で艦隊防空網を突破して爆撃しています。
航空自衛隊のF?1支援戦闘機の主任務の一つは対艦攻撃でしたが、これには比較的大型の爆弾やロケット弾を用いる事になっていました(対艦ミサイルの配備によって主流から外れますが、ミサイル配備後もミサイルで防空艦を叩いて、爆弾装備機でその他を襲撃ということも想定されていたようです)
湾岸戦争では隙を見て出航するイラク軍ミサイル艇に、そのとき近くに居た航空機が派遣されることが多く、対地攻撃用の誘導爆弾が主に用いられてますが、CAP任務の戦闘機が機銃掃射を行った例もあります。
SUDO
- >1
ワイバーンはウェストランド社の製品ですね。
ブラックバーンはレシプロ単発の雷撃戦闘機ファイアブランドの次は、ジェット艦攻で英海軍航空隊最後の艦攻(今のところは)でもあるバッカニアになります。
この他、対潜兼用のフェアリ・ガネットがありますね。対水上艦用魚雷も装備できます。
ワイバーン、ガネットあたりまでは主として雷撃をやるつもりだったようです。
バッカニアになると通常爆弾の他、原水爆マンセーな時代背景から核攻撃の能力も持つようになります。バッカニアの超低空からの高速奇襲攻撃に英海軍は深い信頼を持っていました。
次に出てくるのがアメリカのAGM-65マーヴェリックに匹敵する第二世代(TV誘導)対地対艦ミサイルのマーテルです。
さらにレーザー誘導爆弾、そしてシーイーグル対艦ミサイルと進みますが、通常爆弾およびロケット弾はファイアブランドの世代から一貫して有力な手段として保持され続けています。
まなかじ
- いけね、スーパーマリン・シミターをぽっくり忘れてる…。
シミターはアメリカ製のAGM-12ブルパップの運用能力があります。
ブルパップは弾体についているフレアーの光を目視しながらジョイスティックでラジコン誘導する、大戦中のドイツの誘導兵器と大して変わらない第一世代の対地・対艦ミサイルです。
まなかじ
- ソ連はIl-28で航空雷撃をやる積もりでした。多分世界最速の雷撃機はこいつでしょう(笑)。
因みに中国では魚雷装備のIl-28は1980年代まで第一線に在りました。
大塚好古
- ファイアブランドとワイバーンを混同していました。
F86時代の航空自衛隊は、小型爆弾によるスキップボミングとロケット弾と機銃でした。
なるほど、攻撃じゃなくて支援ですね(笑)
kazu