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F-15の計器類のパネルで、アーマメントコントロールパネルがあったりなかったり、微妙に計器や、サイドパネルのスイッチの配置などが雑誌と航空祭で見たのとでは違うのですが何故でしょうか。そして、他の戦闘機もこういう事があったりするのでしょうか。 不知火 |
- 米空軍も航空自衛隊もF15等の戦闘機について、少しずつ改良を加えていたりしますし、製造時期によっても装備に若干の違いがあったりします。そして米空軍のF15Cと航空自衛隊のF15Jとの間でも、装備に違いがあったりする。
航空祭で見た実機と雑誌に載っていたものとは、同一の機体なんでしょうか?
他の戦闘機でも、かつてのソ連のように輸出用はレーダー等をやや旧型のものに取り替えているケースとか、輸入国の必要に応じた装備に取り替えているもの(例えばUAEに輸出したF16はフランス製のAAMが運用可能なようにしてある)があったりして、そうなると当然、コクピットの機器類も変わってきます。
アリエフ
- すみません。質問が悪かったです。F15というのはF-15Jの事ですよければまたお願いします。
不知火
- というか、その雑誌が出たのいつ頃でしょうか?コクピットの写真に係る機体と、航空祭で見たという機体両方の機体番号(垂直尾翼にかかれている番号)がわからないでしょうか?それがわかれば手がかりがつかめるんだろうけど。
アリエフ
- MSIP未改修機と、MSIP改修機の違いでは? 兵装操作パネルが、MPCDに変更されています。
ザイドリッツ
- 確か、MSIP改修ってCCやACSの換装(エンジンも?)をするんですよね・・・じゃそのうち全て改修されるんですね?
ちなみに機体シリアルは、航空祭のは32−8823(第23航空隊所属’00)
もう片方はわかりません。(’99)
不知火
- 以前、空幕で聞いた話ですが空自のF-15は現状でも十数種類あるとのことで、
これから近代化改修や能力向上改修が始まると、さらに増えてしまうと
頭を抱えてました。
大まかに分けるとMSIP機と在来機に分けることができます、さらに装備の違い
によって細かく分かれていきます。
(余談として、MSIP機の方が機体としては新しいのですが、在来機との能力
の違いのためか、MSIP機の方が飛行時間が長い機体が多いんだそうです。)
また一時的な装備、J/AQM-1ターゲット・ドローンの搭載や機関砲標的システム
(AGTS)の搭載によっても、コクピットのパネル配置は変わっていきます。
在来機のMSIP機化の話ですが、近代化改修でMSIP機から取り外したアビオを
在来機へ取付けてMSIP機化する構想はあるようです。
MSIP機(F-15Jの899号機及びDJの063号機以降)の概要については以下に記します。
・PACS(Programmable Armament Control Set)の装備
・MPCD(Multi-Purpose Color Display)の装備
・シグナル・データ・プロセッサの改修
・新型セントラル・コンピュータ
・新型レーダー・プロセッサ
・DTM(Data Transfer Module)の装備
・新型スロットル・グリップ及びコントロールの装備
・VTRスプリット・イメージ・コントロールの装備
・BITコントロール・パネルの改修
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