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2502 誉エンジンは小型高性能なため軍部が新型機にはほとんど搭載するように指導したそうですが、搭載した機体はエンジンの不調のため開発が遅延したりしているようですが、誉を正式採用する前にテストベッド、例えば大艇のエンジンを1基誉に喚装して飛行テストするとか、極端な例としては雷電とかしょうきのようなスペースに余裕のありそうな機体に取り付けて充分なテストするとかはできなかったのでしょうか。当時は今のようにCADで図面を引いたりコピーのある時代ではないので、早い設計変更でも半年くらいかかっているようなのでそんなことはとても無理でしょうか。
ペガサス

  1. 誉に関して言えば、中島には自社で開発した十一試艦爆という不採用に終わった試作機があり、この機体が海軍から中島飛行機への払い下げの後に誉の飛行試験に使われています。そうした機体は当時からあるのです。
    BUN

  2. ご回答ありがとうございます。開発段階で十分飛行テストもやっていたわけですね。現在のような何十時間耐久テストとかもやっていたのでしょうね。信頼性の高い栄を2基重ねたエンジンなのに量産型になると生産技術の関係で実用性が低下したということでしょうか。
    ペガサス

  3. 光人社NF文庫から「中島飛行機物語」という本が出ておりまして、その中に量産にまつわる話が種々記述されて居ります。ISBN4-7698-2273-1 前川正男著  
    ご参考まで。
    早房一平

  4.  “誉”の前に開発された“栄”は、耐久テスト中に壊れてしまってパスしなかったので、零戦の試作機への搭載が遅れたと言います。
    絵塗師

  5. >2
    >信頼性の高い栄を2基重ねたエンジン
    栄は14気筒なので、同じシリンダを角列2気筒増やし、18気筒にしました。
    重ねたら4列28気筒になっちゃいます。(^^;
    kazz

  6. そうでした。エピソード的にしか知識がないもので。4気筒増やしただけで倍近く出力を上げるとはどうやったのでしょう。直径もわずか65mmしか増えていないし、ずいぶん無理をしたようですね。ところで液冷エンジンは自動車教習所で構造はだいたいわかるのですが、星形空冷エンジンの場合、各気筒からのエネルギーをプロペラシャフトにどうやって集めるのでしょうか。あまりに基本的なことが理解できていません。
    ペガサス

  7. >6 胃袋3分の1氏の力作をご覧ください。
    http://www.warbirds.nu/kakuki/sanko/hosigata1.htm
    ささき


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