2490 |
本で出撃した帰り道でサイダーを飲むシーンがあるのですが、炭酸系は与圧していないと噴出してしまうと思います。お茶などでは駄目だったんでしょうか?(お茶の方が作るのも簡単だと思います) ちはや |
- サイダーは搭乗前に炭酸を抜いておくと聞きました。ちなみに坂井三郎氏は「大空のサムライ」で、これを忘れてサイダーを噴出させてしまって苦労したエピソードを書かれています。
kazz
- 出撃するということは命がけですので、弁当担当の主計課としては最善のご馳走を用意したのでしょう。
サイダーはお茶よりもご馳走なのだと思いますし、戦闘後に飲むほんのり甘いサイダーは肉体&精神疲労の回復にも良かったのかなと考えます。
早房一平
- 昔から思っていたのですが、炭酸抜いたサイダーってかなりまずいような気が・・・。それでも当時は戦闘後に機上で飲むには上等な飲み物だったのでしょうね。
Yakisaba
- 甘い物好きには結構好きな人がいます(私も)。糖分を大量に補給できるとは思いますが、後味が気持ち悪いかも(笑)。
居眠り将軍
- 上空では気圧が下がる分、出撃時に栓を弛めて多少炭酸を抜いておくくらいの方がちょうどいい泡の出具合になるようですよ。
まなかじ
- ここで前にも話がでてましたが、海軍はサイダー作る
設備を艦にも持ってたんですよね。
米海軍はアイスクリームだったけど。
長途の航空作戦では、日射もあるし戦闘の緊張も激しいし、脱水状態も
あったんじゃないでしょうか。そうすると、単なるお茶よりも
糖分等なんらかの溶質を含んだサイダーみたいなものの方が、今で云う
スポーツ飲料の代わりをなしたかもしれませんね。
MB
- お茶じゃ離尿分高すぎて小便がでやすくなるのでは?
いくら下にそのまんま垂れ流しとはいえ
しょっちゅうだしたくなるのではよろしくないでしょうし。
P-kun
- 下品な話が続きますが、高空で気圧の低いところで炭酸飲料など飲んでしまって、げっぷやおならの方は気にならなかったのでしょうか?
井中かえる
- 誰の本だったかな、「空の上のおならは全然臭わない」って書いてありました。普通の戦闘機だとすきま風で流れちゃうんでしょうね。
ささき
- 超ゴミ)自分はっ、自分のおならのにおいは結構好きです。
3号電探
- >9.
記憶モードですが、坂井三郎氏の著作だったと思います(ちょっと調べてみたのですが、見つかりませんでした)。
坂井氏の著作に、
1.飛行中に用を足したくならないように、毎日決まった時間にトイレに行く(朝の用足しの最中に空襲があったときも避難せずに続けたとのこと)ようにし、出撃前にも必ず行く。
2.飲み物は出撃前に一度蓋を開け、再度蓋をしたサイダーを携行する(ちなみに私は気の抜けたサイダーやコーラも結構好きです)。
3.お茶は利尿作用があるので携行しないようにしたが、次第に戦況が厳しくなってサイダーがなくなるとしかたなくお茶を携行するようになった(生水よりはましと言うことだと思います)。
といった記述があったと思います。
これを読んでいて気になったのですが、長距離を飛ぶことの出来るP-38やP-47、P-51のパイロット達は飲み物やトイレはどうしていたのでしょう?
T216
- >11
他の機は判らないのですがP-47には「パイロットリリーフチューブ」と言う「小」専用の簡易トイレが付いていたとか。
漏斗のついたチューブを当てて用を足すらしいです。
八郎太
- >11 丸の25年位前の号に掲載されていたF6Fパイロットの回想録の中に、「咽喉がカラカラになったのでポットのコーヒーを2杯立て続けに飲んで・・・」といった記述がありました。
飛燕に追跡されて非常出力5分連続で振り切った後のことと書いてありました。
早房一平
- >12、13
どうもありがとうございました。よく考えたら魔法瓶を持ち込むという手がありましたね。
坂井氏の著作のどれかで「冷ましたお茶をサイダーの空き瓶に入れて云々」という記述を読んだ記憶があり、その印象が強かったのでうっかり失念していました。
「秘めたる空戦」を漫画化した「飛燕独立戦闘機隊」でも魔法瓶に入れたお茶を飲むシーンがありましたが、米軍ならともかく日本軍が魔法瓶を支給できたのでしょうかねぇ(原作には魔法瓶とは書いてなかった)。
(ここからはゴミです)
しかし、飛燕を振り切った後コーヒー2杯を一気のみしたパイロットさん、帰還するまで尿意は催さなかったのでしょうか?すごく気になります(笑)。
T216
- 尿瓶代わりの空き瓶でも持ち込めばいいかな、とちょっと思ったり。
コーヒーは利尿作用以上にカフェインの効き目が魅力だったんじゃないでしょうか?
居眠りは嫌なんですね、みんな。
(でもなぜでしょう、私はコーヒーを何杯飲んでもちゃんと寝れます……)
居眠り将軍
- 与圧で言うと、地上でガスを抜いていても
高空は減圧下ですから、充分に発泡する可能性があります。
同様に、高度3000〜4000mでは、適度に飲料は冷えてるはずですね。
上記はさておき、吉田満「戦艦大和」を読むと
常温のサイダーをうまし、とゴクゴク飲むシーンがあります。
戦前の小説などでも、どう考えても冷えてないビールを
うまそうに飲む描写があります。
私が、10年ほど前に行った中国でも。北京はさておき
その他の地域では、冷えてないビール、冷えてない炭酸を美味しいそうに飲んでました。
当時の日本人と現代の日本人では、味覚が違うと思います。
無頼庵
- ゴミレス
常温のビールといわず確かドイツにはビールの熱燗があったと記憶してます(笑)
まあそれはさて置き現代のように冷蔵庫の普及していない当時であれば常温の清涼飲料は特に珍しくないものではないかと思います。
八郎太
- >上空の気温
標準気圧モデルでは海面での大気温度 15 度、1000ft ごとに -2 度(1000m ごとに -6 度)下がるとされています。3000m だと標準モデルで -3 度、海面温度 35 度と仮定して 17 度ですね。
南方では試験飛行する飛行機になけなしのサイダーや椰子の実を積み、降りてきたところで冷えてる奴を飲むのが楽しみだった、という回想があったりします。米軍でも哨戒飛行する機体に砂糖とコンデンスミルクを混ぜて詰めた増槽を積んでアイスクリームを作った話があったりしました。敵も味方も考えることは同じですね(^^)
ささき