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二式大型飛行艇に搭載されていた20mm機銃は九九式一号なのでしょうか、それとも二号なんでしょうか? 居眠り将軍 |
- 二号旋回銃があったという話は聞きません。一号でしょう。
ささき
- 二式大艇に装備したかは置いて、九九式二〇粍二号銃には旋回銃があります。一式大型動力銃座二一型は二号銃の装備が可能になっているので同系統の銃座装備機には二号銃の実績があるかもしれません。
BUN
- 正確に言うと、動力銃座に装備された二号銃は二号「固定」銃です。ですから、ささきさんの言われるとおり「旋回銃」には二号銃はありません。
で、質問に対する回答としては「両方あります」が正解です。
胃袋3分の1
- 胃袋さん、動力銃座は「旋回銃」と呼ばれていますので、旋回銃として扱うべきでしょう。
また、二号銃のバリエーションには「二号旋回銃」と呼ばれるものがちゃんとありますよ。
BUN
- 不勉強でした・・・(_ _;)
ささき
- 4.二号旋回銃って、銃把や引き金が付いた二号銃があるってことですか?初耳だ・・・(^^;;;;;。
それと、動力銃座の方は「旋回銃座」ではなくて、その装備銃が「旋回銃」と呼ばれていたということでしょうか?
胃袋3分の1
- 居眠り将軍さんはいくつかの解説書に出ている二式飛行艇の九九式機銃が一号なのか、二号なのかという問題を質問されているのですから、「動力銃塔には一号も二号も積めたけれども二式飛行艇への二号銃装備を私は確認していません」という答があるのみです。今後も機会を見て調べたいと思います。
ですから旋回銃座に装備されていた機銃の名称が固定機銃だったという話は話をいたずらに複雑にするのみなので恐縮なんですが、実際の用法のひとつとしては兵装の項目に「旋回機銃」の欄があり、そこに装備する銃の名称として「二号固定機銃」と書かれている例があります。旋回銃座の機銃は銃本体の名称がどうであれ旋回銃である、という考え方ですね。
BUN
- さて、二式飛行艇の20mmが一号か二号かという話について、追加です。
十九年五月の航空本部第三部作成「各種飛行機搭載機銃付属品所要数一覧表」によれば十九年十月以降の生産機には二号銃を装備することになっています。この予定が100%実施されたかどうか、何とも言えませんが、一号銃の生産は二十年二月で中止の方向にあったので、終戦直前には一号銃の在庫は300挺から400挺あったものの一号弾は2ヶ月分程度の在庫しかなかったという記録もあり、末期の機体の一部が上方、尾部の銃座に二号銃を装備している可能性はかなり高いのではないかと思います。
BUN
- >BUN様
便乗質問で申し訳ありませんがお教えください。
二式飛行艇の後期のものには、20粍連装動力銃座が搭載されていたと聞いたことがあります。
この銃座は実在したのでしょうか?或いは実用化されたのでしょうか?
また連山に搭載された銃座とは同一のものなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ゴドノフ