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SH-60KにはISARレーダーが搭載されているそうですが、どうしてこんなものが搭載されているのでしょうか?母艦の対ASM支援のため? グラン |
- 洋上哨戒の為です。
SUDO
- ISAR (Inverse Synthetic Aperture Radar)逆合成開口レーダーは艦船の動揺に
よる各部のドップラー・シグネチャーを積み上げて映像化することが可能な
レーダーで、別名イメージング・レーダーとも言います。
ご想像の通り長距離ASM・SSM使用時の目標識別・類別に使われる他、潜望鏡の
発見・識別にも役立つことから、対潜作戦機を中心に搭載され始めています。
最も有名なのが米国レイセオン社のAN/APS-137で、P-3CやS-3,SH-60R等の
航空機に搭載されており、日本のP-3Cにも搭載しているものがあるようです。
シグネチャー・パターンをデータ・ベース化すると潜水艦の音紋のように
艦級や個艦の識別もできるようになりますので、平時の情報収集においても
重要な役割を果たすと思います。
余談になりますが、SH-60Kの開発は大変だったようでMHIの関係者は気苦労が
絶えなかったという話を良く聞きました。
AP1
- 参考までに、http://www.jda.go.jp/j/info/hyouka/2001/jizen/hon06.pdf。
ザイドリッツ
- 便乗すみません。
SH-60KのFLIRなのですが、AN/AAQ-15を装備しているのでしょうか?
陸海空自のUH-60J/JAはAN/AAQ-16だとは思うのですが・・・。
ガンヘッド507
- >ガンヘッド507様
SH-60KのFLIRはレーザー・デジグネーターと一体化したAN/AAS-44では
なかったでしたっけ。いま手元に資料が無いので確認取れず。。。
http://www.raytheon.com/es/esproducts/ses044/ses044.htm
AP1
- >AP1様
AN/AAS-44でしたか、ありがとうございました。
ガンヘッド507